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エテイヤ(エッティラ)のタロットカード「No.2:光/ヒラムの組積造の建設物」の意味

エテイヤのタロットNo.2をLe Grand Etteila, ou l’Art de Tirer les Cartes(1853年出版)から読み解く

フランス国立図書館の電子図書館GallicaよりPDFがダウンロードできます。

  • カード番号:No.2
  • カードタイトル:La Lumière(光)
  • 正位置:Eclaircissement(明るくする)
    1er Jour de Création(天地創造の1日目)
  • 逆位置:Feu(火)
    2e élément(第2エレメント;古代人が自然界を構成すると考えた基本要素)

私たちを照らす火や光を表すこのカードがあると、その近くにあるカードは常に好意的です。
二つ目の描写は二人の子どもは、子孫の繁栄を告げます。

相談者が男性であれば、このカードは「説明」「解明」「栄光」「秘められた物事の解釈」「褒美」を意味します。

カードをひくのが若い女性のためであれば、近いうちの結婚を予言します。結婚している女性には、子どもを予言します。やや年齢が上の未婚の女性には、愛を捧げ求婚しようとしている年上の男性によって引き立てられるだろう、また、莫大な財産も伴っている、といいます。

No.13のカードが近くにあれば、このカードは、結婚をする、あるいは、結婚の準備ができていることを、告げます。

No.58のカードが近くにあれば、子どもを期待させ、No.72が近くにあれば、報酬や名誉に関することを表す。

逆位置では、このカードは「火」「怒り」「不和」を表します。No.21が隣にあれば、自分に対する裏切りが明るみになることや、敵対する者の勝利、心から望む結婚に対する抵抗し難い障害を意味します。

このカードをよく観ると、太陽と子どもの絵は別のものとして描かれているように見えます。(Orsiniの本に掲載されているカードの絵柄とほぼ同じ絵柄です)

また子どもの絵について記述する際に、「les deux enfants qui se trouvent dans le second tableau」と表現になっていることから、このカードには2つの絵が描かれていると考えるのが適当だと思います。

カードの絵柄が「二つのパートに分かれている」点は、正位置と逆位置を考える際のポイントとして踏まえるといいでしょう。

このカードの類似語やその他の意味

【正位置】明るくする

説明、解明、発展、教養、聡明さ、分析、発見、解釈、啓示、明解さ、解明、光、火、太陽、火の神殿、天と地

【逆位置】火

暑い、熱、小さな明かり、火花、光の線、ほのかな光、火炎、火事、焼け焦げ、焼き焦がす、熱情、抱擁、愛の炎、情熱、熱狂、駆り立てる、興奮させる、炎、流星、稲妻、雷鳴、雷、雷雨、電気、セントエルモの火(帆柱などに火のようなものがともる自然現象)、自然の明かり、磁気、外の明かり、内の明かり、中心にある火、サラマンダー(火の精)、砲火、激しい対立、精神の反目、熱中する、八つ当たりする、烈火のごとく怒る、争いの種、熱する、焼く、加熱、発火

エテイヤのタロットNo.2をLe grand livre de L’Etteilla – tarots égyptiens(2005年出版)から読み解く

  • 片:No.2
  • カードタイトル:La Lumière(光)
  • 正位置:ECLAIRCISSEMENT(明るくする)
  • 逆位置:PASSION(熱狂)
  • 2e Elément(第2エレメント;古代人が自然界を構成すると考えた基本要素)
  • 1e Création(天地創造の1日目)
  • ♉(牡牛座)

※掲載されているカードの版が異なっていることから、正位置および逆位置のタイトルが変わっている。ただし著書の中には、このカードが「Eclaircissement –Le Feu」であることを示す表記も残っている。

図像

火の神の化身である光は、地上世界を照らすために姿を現す。
無垢と純真さの象徴である二人の裸の子どもは、ヒラムの組積造の建設物の足もとで互いに協力し合っている。

原文「Deux enfants nus, ……, se donnentau pied de la maçonnerie d’Hiram」を「二人の裸の子どもは、ヒラムの組積造の建設物の足もとで互いに協力し合っている」と訳した。

「Hiram」は旧約聖書に登場する港湾都市ティルスの王で、ソロモン神殿の建立に必要な資材や石工職人を派遣したといわれている人物を指す。

また「la maçonnerie」は、フリーメーソン(一説では「ヒラム・アビブ」が始祖ともいわれている)を指すこともあるが……ここはあくまで旧約聖書の「ヒラム」と解釈している。

なおそういう意味においては、、子どものバックに描かれている建物を「ソロモン神殿」と考えることもできるだろう。

基本の意味

二人の子どもは、愛と希望の使者であり、偉大な子孫である。
ここでの「火」は、浄化、あるいは、破壊である。けれども、この「火」は激しい愛情を約束する。
「光」は、「活力」「生命力」に「意志」「知性」を与える。

正位置

太陽は、現在のあらゆる状況も明るくすることを可能にする。
相談者に、褒美、喜び、幸せを約束する。

▶財産や職業の観点について

折り合いのつく和解や調停が訴訟を解決に向かわせるだろう。
相談者の物質的な環境はよりよくなるだろう:相当な昇給、利益になる投資が相談者の日常を輝かせるだろう。

▶感情面について

深く曇りのない幸せの安心感を表す。近く結婚ができるだろうし、いずれにしても、(自分を)豊かにする出会いや輝かせる機会を享受できるだろう。

▶精神面や(魂の)進化について

土台がしっかりとしている相談者の家族環境や友情関係は、新たな段階へと進展するだろう。

逆位置

相談者に湧き上がってくる怒りや不和の「火」である。
火の粉は破局を招く恐れがある。

▶財産や職業の観点について

相談者の将来が、あらゆる分野での争い、衝突、口論、によって曇ると兆す。
怒りにかられてしまわないように注意をしなければならない。

▶感情面について

喧騒が夫婦やカップルを包んでしまう恐れがある。
割れたお皿や、ばたんと閉まるドアに気を付けて!

▶精神面や(魂の)進化について

相談者は自分自身をコントロールするように、また己の神経を制するように気をつけなさい。

 

  • No.13のカードと一緒なら:結婚を告げる
  • No.58のカードと一緒なら:子どもの誕生を告げる
  • No.72のカードと一緒なら:幸せと褒美

エテイヤのタロットNo.2をLE GRAND ETTELLA – tarots égyptiens(1993年出版)から読み解く

  • カード2
  • カードタイトル:LA Maçonnerie d’Hiram(ヒラムの組積造の建設物)
  • 正位置:ECLAIRCISSEMENT(明るくする)
  • 逆位置:PASSION(熱狂)
  • 2e Elément(第2エレメント;古代人が自然界を構成すると考えた基本要素)
  • 1e Création(天地創造の1日目)
  • ♉(牡牛座)

※掲載されているカードの版が異なっていることから、正位置および逆位置のタイトルが変わっている。なおカード自体は、Le grand livre de L’Etteilla – tarots égyptiens(2005年)に掲載されているものと同じ版のものと考えられる。

このカードは、新たな始まりを可能にする千里眼のカードである。

正位置:明るくする

和解、折り合いのつく調停、裏のない釈明が訴訟を解決することになるだろう。

逆位置:熱狂

争い、口論、衝突、意見の相違……相談者は怒りにかられてしまわないように注意をしなければならない。

 

 

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