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不機嫌なお客様の接客が怖くて占いをすると疲れる占い師が自分の心を守る技術を身につけるNLP講座

どんな難しいお客様にも
いつもの自分のパフォーマンスを出せるとしたら
お客様に今以上の満足をしてもらえると思いませんか?

接客が怖くて占いをすることに疲れていませんか?

不機嫌なお客様や否定的なお客様を目の前にした時、動揺して、普段通りの力を出せない占い師さんは多いのではないでしょうか?

このような難しいお客様の鑑定を「大丈夫かなぁ」「嫌だなぁ」と感じてしまうことは、誰しもあるものかもしれません。

けれども、占いを仕事にしている占い師は、鑑定でお客様からお金をいただいている「プロ」です。

「プロ」としてお金をいただくのですから、どんなお客様にも対等に自分の占いをしよう! そう思ってやっているはず。

それでも……

このような難しいお客様を目の前にして、「怖い」「どうしよう」「占いたくないなぁ」と感じてしまう自分がいると、自己嫌悪が出てきてしまうこともあるでしょう。

現役の占い師さんからこのような相談を受けました

占い師として鑑定をし始めた頃は、占いが好きでお客様とのセッションも楽しめていたんです。

でも鑑定に慣れてきたころ、あるお客様を対応してから接客がとても怖くなりました。それからは、お客様の顔色を伺うばかりで、占うことにも疲れるようになりました。

そのお客様は今でも覚えています。ブースに入ってこられたときからずっと不機嫌何かに怒っていらっしゃる様子でした。

私も少しドキッとしましたが、お客様に呑まれてはいけないと冷静を意識していつものようにセッションを始めました。

タロットを展開して、ご相談にお応えしようとしたときでした。

そのお客様が「さっさと答えぇや!!」と大きな声をあげられました。

身体は硬直して、すごく怖かったことを今でも覚えています。

変な汗が出てくるし、声が震えているのも分かるし、心の中では「落ち着け落ち着け!」と思うばかりで、精一杯応えようとしました。

するとお客様、「あんた、ぜんぜんあかんわ」と呆れた表情で席を立たれて、5分もしないうちにブースから出ていかれました。

心の中のドキドキはしばらく止まらなくて、その後も、来てくださったお客様にも強張ってしまうし、お客様の怪訝にされる表情に怖くなって……

その日は、体調がすぐれないといって早上がりをさせてもらいました。

それからです。セッションが怖いと思うようになりました。

鑑定をしていてもお客様の顔色が気になってしまうし、こんなことをいうと嫌な顔をされるだろうなぁ、と思うと、カードをそのまま読むこともできなくなっています。

お客様が言われると嬉しいだろうなぁ、ということや無難なことばかりを伝えるようになりました。

あの一件から、お客様とのセッションが自分でもぎこちなくなっているのが分かります。でも、どうすることもできなくて。

あと、そんな状態でも続けているのは、全く収入にならないわけではないのと、好きなことをやりたくて始めた仕事だからです。意地なのかもしれません。

それに占い師を辞めたところで人との交流は避けられないわけですし、接客が怖くてサービス業自体に自信が持てなくなっている今の自分に一体何ができるのかと言われれば、それも思い浮かばなくて。

はじめた頃みたいに、もっと気持ちを楽に占えるようになれば、このまま続けていきたい仕事なんです。

前みたいにお客様との会話が楽しめるようになるには、どうしたらいいんでしょうか?

占う技術だけでは自分の心は守れない

ほんとうにいろいろな方が利用される業界ですから、実際に難しいお客様が来られることはあるでしょう。

ずっと不機嫌な方。言葉がきつい方。いきなり怒ってくる方。こちらの質問にはほとんど答えようとされない方。

市中の占いハウスに出ていて、こういう方に出会わない方が珍しいかもしれません。

難しいお客様が多いと、その気疲れは何倍も溜まってしまうこともあるでしょう。

けれども、難しいお客様のセッションに試行錯誤しているうちにセッションの技量が上がることはよくあることですし、「対応が難しい」と思っていたお客様のことが何とも思わなくなることは多々あることです。

そうして続けていると、自分に合ったお客様は増えてきてセッションをすることがだんだんと楽しくなってきます。

ある意味、「対応が難しい」と感じるお客様に出会うことがセッションの質をあげていくチャンスだといってもいいのかもしれません。

ただそうはいっても、不機嫌で言葉はきつく、いきなり大きな声をあげられると、ほんとうに怖いと思います。

これは、占いの技術があるなしに関わりません。

お客様の前では平静を装ってみても、大きな声に体が反応してカードを持つ手は震えてしまうでしょうし、頭はパニックになってしまうでしょう。

そして、たった1回でも怖い経験をしてしまうと、体に染みついた記憶からの反応は、そう簡単に拭えるものではありません。

占いの技術では体の反応を和らげることもできませんから、似たようなお客様が来られると、「怖い」を追体験してしまっても不思議ではないものです。

でもだからこそ、占う技術と同じく、自分の心を守る技術は占い師にも必要だと私は思っています。

占い師にも自分の心を守る技術が必要な理由

なぜ占い師にも自分の心を守る技術が必要なのか?

二つ理由があります。

ひとつは、占い師とて、感情を持った人だから。
そしてもうひとつは、心を守る技術を身につけるための心理の智恵がセッションに役立つから。

占い師も感情を持つ人、だから

「占い師も感情を持つ人」である、というのはすごく当たり前のことなのですが、なぜか「占い師」という言葉に勘違いを持つ人が少なくありません。

たとえば「特別な力を持った人」あるいは「特別な力をもっていないといけない」「人より特別だと思わせないといけない」といった思い込みを持っている人と出会うことはよくあります。

けれども「占い」って誰でも扱えるものです。

またスピリチュアル性が強調されるような業界ですが、人である以上、誰でもどんな人にも霊性は宿っているわけです。

家系から受け継いだ潜在的な力を何十年と修行を積んで洗練したほんとうの力ある人が、その力をひけらかし市中で占いなどをやっているでしょうか?

神や仏に仕える身でもなく修験の道を行く者でもない、俗世に生きる凡夫が「自分は見えない力とつながることができる特別な能力を持っている」などと豪語し、誰にでも備わっている潜在的な力や見えないものを扱う力をわざわざ強調するのは、特別性を装う「キャラクター作り」以外の言葉が見当たりません。

このような架空のキャラクターによって誤魔化されたり騙されることが多い世の中ですが、占い師は、凡夫です。

喜怒哀楽の感情を持つ「人」だからこそ、仕事に支障がないよう、自分の心の状態ぐらいは管理しておくものではないでしょうか。

心を守る技術を身につけるための心理の智恵がセッションに役立つから

以前、先輩の占い師さんが「占いに心理の知識なんて役に立たないよ。カウンセラーじゃないんだから」とよくおしゃっていました。

けれど、私はそうは思いません。

私は脳神経言語プログラミング(NLP)やセラピーの技術などを取得するにあたって心理学も学んでいますが、心理学における深層心理の知識や認知の知識、催眠などの知識を知っていると、タロットの象徴の理解がすんなり入ってきます。

たとえば、深層心理について研究し分析心理学を創設した精神科医で心理学者のカール・グスタフ・ユングが提唱した「元型」の概念は、タロットに見ることができます。

▶参考:誰もが奥底に持っている心のパターンとは?

また、「占い」の技術では人の感情の影響から逃れることや自分の心を守ることはできません。

なぜなら「占い」は、見えないものを可視化するための技術であって、心的な作用を起こす技術ではないからです。

けれども心的作用を起こすNLPやセラピーの技術は、「人の感情に左右されない」ことや「自分の心を守る」ことに大いに役立つ技術です。

もしこのような技術を持たず、自分の心の状態管理ができていないとどうなるか?

お客様に依存されて苦しくなってしまったり
自分の感情が揺らいだまま、カードのリーディングがまともにできなかったり
不機嫌や怒ってくるお客様に対して冷静でいることが難しくなったり

こちら↓の記事に書いているようなことになりかねません。

▶【参考記事】気をもらいやすい占い師やセラピストが「もらった」と感じるときの対処法と誤解したくないこと

気をもらって疲れてしまう?気をもらいやすい占い師やセラピストが「もらった」と感じるときの対処法
お客様から気をもらうことってありますか?占い師やセラピスト、あるいは、その仕事を目指そうとされている方から、このような相談を受けることがあります。そこで、「もらう」ことについてのお話と、もらった時の対処法とやり方を書いてみました。

もうひとつ、心理の智恵がセッションに役立つ理由があります。

それは、カウンセリング文化が欧米ほど育っていない日本において、悩んで気持ちがしんどくなっているときに占いを利用されるお客様は少なくないと感じることが多いからです。

このようなお客様の中にはカウンセリングのアプローチが響く方も多いです。

もちろん占い師はカウンセラーではありませんから、適宜、その道の専門職とパイプを持って繋ぐことも大切です。

それでも、心理の知識があることでお客様の層の幅が広がることは間違いないでしょう。

 

いかがでしょう。

ここまでのことを考えても、占いを楽しみながらお客様に愛され長く続けようと思えば、誰もが当たり前に宿るスピリチュアル性をむやみに強調するよりも、むしろ、自分の心を守る技術を身につけておくことの方が実際的で、大切ではないでしょうか。

どのようなお客様が来られるか分からない業界にあって、揺らぎない心的状態からリーディングの質を担保するためにも、お客様の感情に左右されないためにも、心理の知識を持っていることが害になることはないでしょう。

自分の心を守る技術を身につけるNLP講座で学べること

さて、うらないば、では、NLP(脳神経言語プログラミング)とカウンセリングの手法をベースにした、占い師やセラピストのための自分の心を守る技術を身につけるための講座も扱っています。

この講座は、お客様とのやり取りをスムーズにするだけでなく、「気をもらう」ことに対峙するための技術でもあり、セッションの質を向上させるための技術でもあります。

以下がこの講座で身につける技術たちです

  • 心的状態を一定に保つ技術
  • 視点を広げる技術
  • 観察する技術
  • 客観する技術
  • 自己矛盾を和らげる技術
  • 自己価値を引き上げる技術

▶心的状態を一定に保つ技術

この技術は、気持ちを落ち着かせ、自分の状態をお客様に逆転移しないための技術です。

また占いで最も気を付けるべきことは、占者の個人的解釈(フィルター)を通すことなく占術に純粋になることですが、占者の心的状態によってその純粋性は左右されます。

この技術は、その純粋性を担保するためには欠かせません。

また、心的状態を一定に保つ技術と客観する技術と組み合わせると、意識状態が上がり周辺視野が広がります。

すると、リーディングのときに、占術が云わんとすることを純粋に受け取ることができるようになります。

▶視点を広げる技術

この技術は、固定概念を外すことにも繋がる技術です。

占いは見えないものを扱うため、しばしば、一般的な常識では考えられないようなことが上がってくることがります。しかし視点が狭まいと、占術から上がってきたことを受け取ることができず、枠に囚われたリーディングしかできないようになります。

それを防ぐためにも、この技術は、視点を広げ見えないものをすくい取る力を養います

▶観察する技術

この技術は、お客様の状態の変化を素早く察知し対応するための技術です。

セッションの場を作るためには、お客様の状態とリンクすることは大切ですが、お客様の状態はセッションを進めるなかで変化することがしばしばです。

そこで、この技術を使って、お客様の状態に合わせリンクを途切れさせないようにし、セッションの場を守ります。

またお客様の変化を素早く察知することができれば、お客様の状態に合わせて効果的な言葉の使い方を選ぶことができるようになります。

お客様に合わせたアプローチによって、セッションの質は各段に上がるでしょう。

▶客観する技術

この技術は、お客様の状態を自分に取り込まないための技術です。ここでは「境界線を引く」ことも学びます。

セッションには受容力が必要ですが、境界線を引かないままに受容だけを進めてしまうと、お客様のことと自分のことを混同させたり、すり替えようとする心理状態が発生します。

これを防ぐためにも、状態を客観する力は欠かせません。

また、お客様の状態とリンクすることとお客様の状態を自分に取り込むことは全く別のことだと認識し、常に冷静で平常心を保つことで、占術に忠実になることができます。

▶自己矛盾を和らげる技術

この技術は、内面を整えるための技術です。

これは、鑑定などのセッションに直接使う技術ではありません。

占い師とて人間ですから、いろいろな感情を持ち日々生活しているはずです。そのなかで、さまざまな矛盾や葛藤と向き合うこともあるでしょう。

ですが、自分の中に存在する矛盾や葛藤を仕事に持ち越さないよう、自分をケアすることも大事な仕事のひとつです。

この技術は、自分の心をケアするためのものです。

▶自己価値を引き上げる技術

この技術は、どんなに難しい相談にも対応できるよう自己イメージを高める技術です。

これも「自己矛盾を和らげる技術」と同じく、鑑定などのセッションに直接使う技術ではありません。

けれども、占いの現場ではさまざまなお客様が来られます。

10代から80代まで年齢層は幅広く、相談内容も恋愛や仕事、失せ物、親子関係から夫婦関係、職場などの人間関係、人生の方向性にお金や健康問題など、ほんとうに多様です。

もちろん、「生死やギャンブルに関することを占わない」など、占いハウスが取り決めている場合もありますが、それ以外は、どんなに「難しいご相談」があったとしても、それを表情や態度に出してはいけません。

とはいえ、心の状態は無意識に端々で現れるものですから、そういうときのために、自己イメージを整え、高めておくことは大切です。

これは、そのための技術です。

これらの技術を学ぶことでお客様に反応することなくスキルアップができます

どんなお客様にも心を乱すことなく鑑定ができれば、当然、自分が持っているパフォーマンスは最大限発揮されます。

鑑定のブースに入られたとき、怒りの感情が抑えらず早口でまくしたてられていたお客様が、鑑定が終わった後には、「今日、ここにきてホンマに良かったわ。聞いてくれてありがとう」と笑顔で帰えられる。

占う側の心が整っているからこそ、どんなに感情的に混乱しているお客様も、安心してより深い悩みをあなたに委ねられるようになるのです。

悩みを抱え、迷い、感情に苛まれて頭の中が混乱しているお客様。
そんなお客様の話をダイレクトにお伺いし、疑問や質問に占術から応えしたり、アドバイスをする占い師だからこそ、私は、お客様に接する占う側の心の安定も必要だと考えます。

あなたの心が安定した状態での鑑定が、お客様の心の状態も整えていく。
そういった、見えないスキルが自然と備わっていくでしょう。

お客様が安心できる占い師になるために、今以上に自分をスキルアップしてみませんか?

NLP講座の特徴と受講費

NLPのプラクティショナーや心理ケアに携わるセラピストになるためには1年間に数十万から百万の費用がかかりますが、ここでは接客や対人サービスに特化した最も基本的で特に重要な知識と技術を選んでお伝えするため、受講費は1回3時間の全6回で99,000円(税込)です。

【特徴】

1回3時間全6回完全プライベート講座
②スケジュールに合わせてお受けいただけます
(注)1年以内に全6回受講出来ることが条件となります
③対面かオンラインをお選びいただけます

【受講費】

この講座は1回3時間で6回の連続講座となり、6回で99,000円(税込)です。

▶対面で受講される場合は、各回受講時の都度払いもお受けいたします。その際は、1回(3時間)16,500円(税込)全6回となります。

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(注)オンライン決済の場合は自動引き落としのため、受講頻度に限らず初回受講時から毎月6ヶ月間の自動払いとなります。

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