2020年明けて間もなく世界中に現れた新型コロナウイルス感染症の拡大という未曽有の事態から収束しつつも、未だにその影響を受けている人がいるかもしれません。
コロナ禍以来、占いのお客様にも、コロナの影響で職場のオンライン化が進み在宅ワークが当たり前になった、という方も多くいらっしゃいます。
なかには「仕事がテレワークメインになって、高齢の両親の介護を考えて、実家がある田舎に引っ越ししようと考えているんです」という方もおられます。
また「70歳を過ぎた両親がいて、コロナで大阪から気軽に田舎に帰ることもできなったときはどうしようかと思いました。今でもときどき、もし病院に入ってしまったらもう会えなくなるんじゃないか……と考えてしまうこともあって、もっとそばにいたい、という気持ちも強くなるんです」とおっしゃる方もいます。
コロナを境に、実家がある田舎への引っ越しを考える人たち
コロナの影響で旦那も私も在宅勤務が増え、テレワークで自宅に居ることが多くなりました。
始めの頃は通勤をしなくていいことが嬉しかったし、リビングと客間に分かれることでお互いの仕事への干渉を防ぐ工夫ができたから、特に家にいる不便さを感じることもなくやっていたんです。
でも、「感染者が増加しています!」なんて連日のニュースに加え、「祖父母と一緒に暮らしているので、外から帰ったら玄関先で服を着替えるようにしています。仕事から帰った夫には、玄関で服を脱いでもらったついでに、リビングに入ってくる前にそのままお風呂へ直行してもらうんです」なんていう人の話を耳にすると、ふと両親を思い出して、田舎は大丈夫だろうか、平穏に暮らせているんだろうか……と心配になりました。
たしかに自分の健康も心配だけれど、これだけリスク、リスクと連呼されれば、70歳を過ぎた両親のことが気にならないわけがなく。
田舎の実家の母に「そっちはどう?」と近況を聞いてみると
「こっちはお年寄りが多いでしょ? 定期的に血圧の薬をもらいに病院へ行くのはいいんだけれど……三密だ、空気の入れ替えだ、とかで、外同然のようなところで待たされたり、いったん家に帰されたり……むしろコロナ以外でどうにかなるんじゃないかって、心配しているんだから」
と苦笑いしていました。
あの当時は毎日感染リスクのニュースが流れ、どこもかしこもピリピリしている状態。両親だから、といって都会から会いに行けば、周りからどんなふうに見られるのだろう……
帰った後、両親が周りの人たちに避けられたりしないだろうか? と思えば実家へ自由に帰ることもできない状況でした。
会いに行くことがままならないなら仕事は基本テレワークで在宅だし、いっそうのこと移住をして、年老いた両親の近くにいることもいいのかもしれない……旦那とそんな話をすることが多くなり、それ以来、自分たちの今後も考えるようになりました。
今、ほんとうに移住をしようかどうか悩んでいるんです。
このように、コロナを境に仕事とプライベートの新しい形について考え始めた人も少なくないように感じています。
占いで読み解ける「運勢」について
年末が近づくと来年の運勢を聞かれるお客様が多くなるのですが、コロナ禍の当時は、「コロナで右往左往する状況はいつまで続くんでしょうか……」と聞かれる方も少なくありませんせんでした。
コロナであってもなくても、翌年の運勢のご相談を受けると、まずはホロスコープで時流を読み解きながら世の中の動きとその方の状況を絡めてお話をしています。
またここ数年は西洋占星術でも「特別な星の動き」があるときで、ここが個人レベルにどう影響してくるのか? の読み解きに注意を払います。
なぜ「特別な星の動き」に注目をしているのかといえば、この動きから、世の中の価値観の変化が読み解けるからです。
ここでいう価値観の変化というのは、西洋占星術でいう「土」から「風」への変化のことをいいます。
「土」には、物質、お金、身体、五感、現実、土地、といったキーワードたち
「風」には、知性、意志、整理、論理的思考、情報、といったキーワードたちがあてられます。
これまでの「土」の価値観の基準は「どれだけ物、土地、お金、を持っていて、それらをうまく扱えるか?」です。
一方、「特別な星の動き」からこれからの時代に要請される「風」の価値観の基準は、「どれだけ知識があり、情報を持っていて、それらをうまく扱えるか?」にあります。
すでに私たちは、真偽や善悪に関わらず、誰かの意志によって流されたあらゆる情報に取り巻かれています。
いつでも、どこでも、誰からでも簡単に情報を得られるようになったことは、「風」の価値観を受け入れる準備が整った、というだけにすぎません。
これから「風」の価値観が本格化する中で必要になってくるのは、「何を信じ、何を基準に判断をし、どのように振る舞うのか」といった、個人の強い意志です。
既にコロナ禍で経験しているように、情報は垂れ流しの中にあり、政府は一定の指針を示すも、具体的な行動はすべて個人の意志に任せられることは、これからも変わることはないでしょう。
膨大な情報が注ぎ込まれる世界において、取捨選択をする技術は、これまで以上に注目されるスキルとなり、自らの意志を確立しなければ、情報に流され、呑まれ、振り回されることでしょう。
情報を自由に流せる仕組みができている一方で、扱い方に個人の意志が求められる中、「アフターコロナ」という事象にどう向き合っていくのか。
どこでニュースを取り入れ、流れてくる情報をどう解釈し、どういう行動に繋げていくのか。
さらにいえば、土地や物、仕事にさえ縛られることがなくなる世界で、どこに住み、何を生業として、誰と一緒に過ごすのか?
生活の根本から見直す時期に、少しずつ入っているのだと思います。
▶参考記事:運を味方につける社長は知っている事業経営に活かせる運気の流れについて

▶参考記事:占いを上手に活用しよう。迷った時に自分で決断できるよう占いを活かすといい、占いができるようになるといい、とお伝えする理由

時代の変化の波に乗るためのコツを掴んでみませんか?
コロナを境に考えれば、意図せず時代の変化の狭間に投げ込まれていることは明らかでしょう。
「これまでの方が良かった……」と昔に戻りたくなる気持ちもあるでしょう。
けれども、変化の流れに乗ることで、新しい出会いや楽しみ、喜びに出会うこともできます。
どちらにせよ、昔には戻れない。
それならばいっそうのこと、この時代の変化を受けれることで生きやすくなるためにどうすればいいのか、を一緒に考えてみませんか?
時代の価値観がどのように変化していき、自分はどのようにすれば生きやすいのか。
時流以外に、ホロスコープからあなたの思考のクセや行動性を分析することで、無理なく変化の波にのるためのコツをお伝えします。
あなたが納得できる道を歩むためのお手伝いをするのが、占い、という道具です。
もし、何をしても上手くいかず行き詰まりを感じていたり、ご自身に沿った今の運気の活かし方を知りたいときは、いつでもご相談ください。
うらないば、では、年齢問わずこれからの人生についてのご相談は多く、人には話しづらい恋愛や、病気や大事な人の喪失、あるいは、経営者からの事業展開のご相談に、早期退職や経営から退いた後のキャリアについてのご相談、相続や墓じまいについてのご相談など、さまざまな人生の転機を迎えれらた方が訪ねてくださいます。
どんなお話も、お伺いします。
人に言いずらい悩み、誰にも分かってもらえない悩み、お伺いします
悩みを相談できる人がいない、誰にも分ってもらえず相談できない、人に話すと変に思われるのではないかと心配……
周りの誰にも言えないどんなお話もお聞きし、今抱えられているしんどさや辛さ、あなたの気持ちを占いから整理するお手伝いをします。
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