占い師になるにはどうしたらいいですか?
副業として占いをするにはどうしたらいいですか? 学校で学ぶ、独学をする……費用はどれくらいかかる? など「占い師になるにはどうすればいい?」というご質問をいただくことがあります。
けれども、「占い師」というものに公的な資格があるわけでもないし、認定なんたら、がなければ「占い師」といえない! というものでもありませんから、「私は占い師です!」と誰かに言った時点で、「占い師」になることができます。
そして「占い師」になるための道筋はいろいろあると思います。
どこかのスクールに通うのもいいし、本を買ってきて、あるいは、Youtubeを見て独学で学んでみるのもいいし。
スクールとなれば、それなりの必要もかかります。スクールにもよりますが、たとえば、初級から上級と進めば、ひととおりの学びを得られると思います。
ピンからキリまでありますから一概にはいえませんが……ひととおりで30万ぐらいでしょうか。スクールの「認定」という肩書を得られるかどうか、によっても費用は変わると思います。
また、修了後、その団体に所属をするならば、会費というものも発生するかもしれません。
独学となれば、書籍代に数万円ぐらいでしょうか。なによりこのご時世、メールマガジンや動画配信から「無料講座」などと銘打つ講座もあるわけで。
扱う占術を決めたなれば、その「占い」ができるようになるための道筋はいくらでもあるものです。
もちろん、まずは「どんな占術を身につけたいか」を決めなければ、何を学んでいいのか? になってしまいます。ですから、まずは「どんな占術を身につけたいか」は、自分に聞いてみないといけません。
タロット? 西洋占星術? 四柱推命? 手相? などなど。
「どんな占術を身につけたいか?」と自分に問うときはぜひ、「これはオモシロそう!」「これは楽しそう!」と自分の気持ちに寄り添ってほしいところです。
誰かに「これいいよ」といわれたから、ではなく、誰かにいいよ、といわれたとしても、「自分がいいと思えるかどうか」は、問い直してほしいと思います。
少なくとも、なにかを学ぶ、ということは、自分の大切なお金と時間とエネルギーを使うわけですから……ここは「自分がどう思うか!」を優先したいものです。
占い師になるには何を習得したらいい?
ところで……そもそも、占い師になるのに資格は必要ありません。ぶっちゃけていえば、「占い師です」といえば、その瞬間から「占い師」です。
とはいえ、どんな占い師になるのか、はまた別のお話。
扱いたい占術をひととおり学び終えたなら、占いができるわけですが、そもそも仕事として占いをするのか、趣味で占いをするのか、で占い以外に身につけたい能力も変わってくると思います。
特に「仕事」とするならば……「占い」ができる以外に身に着けておきたいのは断然これ。
聞く力
コミュニケーション力とか話し方とか……いわれるけれども、そんなこと以前に、断然この力。イチオシたい。
これがないと、だいたいコミュニケーションなんてできないやろ???!
人の話が聞けないのに、話し方だけ上手になっても……使えないやろ???!
と思います。
まずは、聞けてこそ。当たり前なんだけれども……でも、これがなかなか難しい。
お互いにいい塩梅の距離感を保ちながら共感をする、ことが「聞く」には大切なんだけれども、「いい塩梅の距離感」を保ち続けることが大変なんです。
いい塩梅の距離感で、自分と相手との間に「心の境界線」がひけないと、いわゆる「もらっちゃう」をやってしまいます。「もらっちゃう」は……かなり精神的にシンドイです。
でも、「心の境界線」がひけたら「もらっちゃう」ことはないです。なによりここができないと、自分のメンタルが壊れてしまいかねません。それほどに、「心の境界線」の扱いは大切ですし、ここができてこそ、相手のことをちゃんと「聞ける」のだと、私は思います。
もし、占い以外に身につけたらいいものを一つ教えて、といわれれば……やっぱり「聞く力」かな。
心理学やセラピーのことを知っていると、この「心の境界線」のことや「そもそも聞くとはどういうこと?」が入っていきやすいかもしれません。
それと……時代的なものでいえば、デジタル力も大切でしょうか。もはや、インターネットが欠かせない時代になっていることは否めないからです。
仕事、として「占い」という技術を生かすには、「デジタル発信」についての知識を、ある程度身につけておきたいものです。あるいは、信頼できる人を頼ること。
もうね……「知っている」と「知らない」の格差は本当に広がるばかりだと実感します。インターネット上のノウハウもツールも様々ですが、今は、「無料」で簡単に扱える技術もたくさんあります。
知っていれば無料で簡単にできることでも、知らなければ……「サイトを作るのって数十万近くかかるんじゃないの?」と思っている人もいます。たとえ経費をかけてプロにサイトを作ってもらっても、扱いに慣れてい、時間がない、などで更新するのも億劫になってしまって、結局……ボツにした。などという話もよく見聞きします。
これまでは難しかったことでも、誰でも簡単にできるようになった「デジタル発信」は、今の時代、「占い師」にしても、仕事には欠かせないツールです。
大阪弁でいうなら……「ぼったくられない」ためにも、ある程度の「デジタル発信」に関わる知識は持っておきたいものです。
占い師になるには霊感が必要?
これ……「持ってるタイプですか?!」と聞かれることもありますが、感覚に敏感なことはあっても、「そういうもの」は見たことがありません。そのため、そういう意味での「霊感」は私にはありません。
けれども、誰にでも「見えないものを感じる力」は備わっています。
誰にでも「見えないものを感じる力」はあって、それは特別に、何かが見えたり聞こえたりしなければならないわけではありません。
誤解を恐れずにいうならば……「見える」「聞こえる」といった霊感をうたい文句にするのは、それは一種のブランディングです。
ほんとうに能力のある人は、流行り文句に乗ることはほとんどないと思います。
その力はかなり心身に堪えるものだといいますから、その扱いには慎重であることがほとんどだからです。
話を戻しますが、占い師になるのに、そういう特別な力は必要ありません。
占術を扱えて、聞く力、があれば十分です。
そこに、そもそも備わっている「見えないものを感じる力」を養っていけばいいだけのこと。
誰にでも、占いをすることはできます。
占い師になるには「まとめ」
- まずは、扱う占術を、「楽しい?」「オモシロイ?」と自分の気持ちに正直になって決めよう!
- スクールに通うなら最低でも30万程度は必要。でも、独学なら費用は抑えられる。今は、メールマガジンや動画配信のタイプで「無料講座」もあるから、試してもイイかも
- 占い師を「仕事」でするなら、「聞く力」を養おう
- 今のご時世、「デジタル発信」をうまく活かせる占い師であると、さらにいいと思う
- 占い師になるには、占術を扱えて、聞く力、があれば十分!
ご参考になれば嬉しいです。
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ご参考になれば嬉しいです!
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