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新生活になじめずこのまま過ごすくらいなら、思い切って辞めた方がいい?状況が好転するのを待つ?

新年度が始まり、慣れない環境での新生活。

新年度から1ヶ月ほどたった連休が重なるあたりで、心身のバランスを崩してしまう人は少なくないと聞きます。

そして占いの現場では、「新生活での人間関係がすごくしんどくて……このまま続けられそうでしょうか……」というご相談が多くなります。

人間関係がうまくいかなくて辞めた方がいいのだろうか、と悩んでしまう

3月初めに異動が確定して、店舗勤務から現場を管理する本社に職場が変わりました。

以前の現場での仕事は結構楽しくて、お客様とのやり取りも好きだったし、アルバイトの若い人ともうまくやっていたし、すごく性に合っていた仕事だったと自分でも思います。

けれど本社への異動です……

現場にいた頃も本社との関りはありました。2ヶ月に1度、各店舗をチェックするために本社から管理担当の人がやってくるんです。

でも、本社の人ってすごく上から目線で「現場のことなんか分からないくせに!」って憤ったことが何度かあって、本社に異動が決まってからは、あのトゲトゲした雰囲気になじめるだろうか、上司はいい人だろうか、そもそも仕事についていけるだろうか、ってすごく不安だったんです。

でもだからって、異動を理由に辞めるわけにもいかないし。4月からの本社勤務、しっかりやっていこう、と自分なりに気持ちを奮い立たせて始まりました。

でも……それから今で1ヶ月ほど経ちましたが、やっぱり職場に馴染めないんです……

周りの人はすごく黙々としていて、自分の仕事だけやってたらいい、みたいな感じで冷たいというかなんというか。

スキがなさ過ぎて分からないことを聞こうにもひと苦労です。もともと人見知りで引っ込み思案のところがあるもので……

仕事自体は苦にならなくても、人間関係でうまくいかないのって、ほんとうに辛いんですよね……


占いの現場でもこういうお悩みに出会うことはよくあって、なかでも

「新しい職場に入ったばかりなんですけど、人間関係がすごくしんどくて……この職場でまだ続けられそうでしょうか……」

と不安な気持ちを抱えながら鑑定に来られる方は多いです。

自分について知ることで、状況が好転する場合があります

このようなご質問をされる方の中で何が起こっているのかをカードから読み解いてみると、「続けられそうか」「やった方がいいか」といったご相談の裏側に、「まだ続けていきたい」という希望と、「今転職をしても同じことを繰り返すかもしれない」という恐れが渦巻いている心理状態をみることがあります。

そして、カードから読み取れるままをお伝えすると、「そうなんですよね……まだ転職をするほどまでではないのは確かなんですけど……でも、しんどいのはしんどくて。じゃぁ今の状況は好転するのでしょうか……」と返されることも多いです。

状況が好転するかどうか、についていえば、「状況が勝手に好転する」ということはなく、「その人がどう感じるか?」にかかっているといってもいいでしょう。

たとえば。

その状況に我慢しながらも時間の経過とともに環境に慣れることで「前よりましだと感じる」場合があります。

あるいは、自分と環境をうまくかみ合わせる工夫をすることで「好転してきたと感じる」場合もあります。

我慢することで状況に慣れる場合は、いっときは「まし」だと感じても、我慢からの不満は溜まっているので、同じような悩みを繰り返すことになる可能性は高いです。

けれども、自分と環境をうまくかみ合わせる工夫をする場合は、自分の言葉の使い方や行動のクセなどを客観的にみることから始まりますから、どんなに環境が変わっても柔軟に変化していくことができます。

なぜなら、「こういうクセがある」「こういう傾向になりやすい」などが自分で分かっていると、状況に合わせてアクセルやブレーキを踏むことがしやすくなるからです。

では、クセや傾向をみるためにはどうしたらいいのでしょう?

そこで活躍するのが「ホロスコープ」という占いの道具です。

自分をみることができるホロスコープ

「ホロスコープ」とは特定の日時と場所の星の動きを表す天体図のことです。

西洋占星術は、人の生年月日をこの天体図で表すことで、その人の性質や特定の日時の運気の流れを読み取る占術といえます。

このホロスコープからご相談者様と相手の方の様子を読み取ってお伝えすると「それ!めっちゃ当たってます!」「なんで分かるんですか」と驚かれる方が多いです。

それがたったの数回、数十回などではありませんから、初対面の人や全く面識のない人のことさえホロスコープを読み取り「当たっている」となるならば、「ホロスコープは人の様相を可視化することができている」といってもいいと、私は考えています。

ちなみに、ホロスコープにおける組み合わせは、かなり大雑把にみても26億通りあります。

占うときはもっと細かく分けられたチャートを読み取ることになりますから、2020年の日本の人口が1.2億人といわれる中で「誰一人同じ人はいない」といっても言い過ぎではないでしょう。

たとえ親や子供でも、職場の同僚であっても、恋人やパートナーであったとしても、「同じ」であることが如何に難しいことか……

まさに、人さまざま、です。

その人の長所や短所から、状況を好転させるためのアイデアを引き出す占い

人間関係の試行錯誤がうまくいかず、周りに馴染めないことで「なんで自分はもっと他の人みたいにできないのか……」「自分はこういう性格だからあの人が羨ましい……」と感じてしまうことがあるかもしれません。

けれど、占いを通して日々さまざまな方のホロスコープと接していると、どんな性格だと生きやすくて、どんな性格だと損をするのか、など図れるものではないと感じます。

自分にないものに憧れることはあっても、その性格になったらなったらで、苦労することも、大変なこともあります。

だから、どんな性格だから「いい」とか「悪い」などの判断をせず、「こういうクセがある」「こういう傾向になりやすい」だけを、ホロスコープから眺めてほしいのです。

自分の長所や短所が客観的に掴めてくると、そのクセや傾向に沿ってアクセルを踏んだりブレーキをかけたりすることがしやすくなります。

すると、断然「どうしたらいいのか?」の具体的な対策も見えやすくなる、というものです。

さて。

「どうしたらいい?」の具体策については、ホロスコープから読み取る運気の流れとカードから読み取る環境との兼ね合いから探っていきます。

運気については、こちらの記事もご参考ください。

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ご相談者様にはどんな力があり、その力をどう活かせばどんな可能性が広がっているのか、今はどんなことに意識が向きやすいのか、周りからどんな期待が寄せられているのか、などを読み取ることで、状況を好転させるためのアイデアをお伝えできるのも、占いです。

もし、周りと上手くやっていきたい、いい人間関係にしたい、と思われることがあれば、いつでもご相談ください。

「うらないば」では、自分の長所と短所に目を向けることで、ご自身と環境をうまくかみ合わせる工夫をしようとされる方のお手伝いをしています。

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