彼との相性、彼とその奥様との関係、他に、彼と私との将来についてみていただきたいです。
はじめまして。
今現在、ダブル不倫中の者です。15歳年上の彼とは3年半ほど前にＳＮＳで知り合いました。
始めはお互いお友達として会っていましたが、初めて会った頃から旧友のような家族のような不思議な感覚だったので、自然と恋人同士になりました。お互い家庭がありますが、子供が成長したら一緒になりたいと思っています。
そこで占って頂きたいのですが、彼と私との相性、彼と奥様との状況や奥様から見た彼、将来一緒になれるかどうかです。
是非とも宜しくお願い致します。
この無料占いでは、お申込の注意事項に記載しているとおり、ご相談1回につきタロットカードは1展開のみとなります。
今回、恋人とその奥様との関係などについてもご質問くださっていますが、これを詳しく読み取るには、別途、カードをきることになります。
つきましては、規定上、今回のご相談については「ご相談者様と彼との行方」から展開するカードから、読み取れる範囲でのお応えとさせて頂きます。
ご了承ください。
ホロスコープとケルト十字から「ご相談者様と彼との行方」について読みます
こちらでは、ご相談者様とお相手の方とのホロスコープをみています。
ホロスコープ（占星術）
ご相談者様
- 太陽：蟹座
- 月：牡牛座
- 水星：蟹座
- 金星：双子座
- 火星：乙女座
- 木星：乙女座
- 土星：乙女座
- 太陽が月に土星と60度、水星と0度、天王星と120度、冥王星と90度
- 月が水星と60度、土星と120度、天王星と180度
- ASC：双子座
- MC：水瓶座
彼
- 太陽：射手座
- 月：双子座
- 水星：射手座
- 金星：水瓶座
- 火星：山羊座
- 木星：双子座
- 土星：魚座
- 太陽が土星に天王星に冥王星と90度
※ここでは、ホロスコープから主要な天体とサイン・月と太陽に係る他天体とのアスペクトを抜粋しています。
※お相手の方の時間が正確に確認できなかったので、ハウスを考慮したリーディングは行いません。あわせて、月のアスペクトも考慮しません。
ご了承ください
ご相談ありがとうございます。
お相手の方の出生時間がわからないため、ホロスコープはお二人の気質を知るための参考にさせていただきます。
メインのご相談には、タロットカードからのリーディングでお応えしていきたいと思います。
まずは、ご相談者様のホロスコープです。
火の資質が弱く、柔軟性の高い方だとうかがえます。
太陽蟹座で活動の水と、月牡牛座で固定の土が軸となり、対外的な個人を表す火星・木星・土星はすべて乙女座。柔軟の土。
パーソナリティとしては、圧倒的に「女性性」が強い方です。
一方で、恋人です。
個性の軸となる太陽と月。
彼の太陽は射手座で柔軟な火。月は双子座で柔軟な風。
この二軸をみるに、彼は熱っぽく冷めやすいとみえます。
加えてほかの天体をみても、彼は圧倒的に「柔軟」の人ですから……
機転がよくきき、誰彼問わず、またどんな場面にも対応します。
反面、自分の興味が薄れると……相手をのらりくらりと交わしながら身を引いていくでしょう。
彼の金星は水瓶座ですから、一般論に流されない独自の恋愛観をお持ちだと思います。結婚や不倫といったものに関して、特別視をすることもないのでしょう。
また彼の行動性を示す火星は山羊座。
決めたことは最後までやり抜きます。困難であればあるほど燃えるタイプかもしれません。
火の資質が弱く女性性が強いご相談者様が、男性的な「火」や「風」の資質を欲することは否めません。恋人は、まさに火と風の方ですし。
また彼に居心地の良さを感じるのは、彼の行動性である火星山羊座が、ご相談者様の牡牛座の月と波長が合うからでしょう。
同じ「土」の資質ですから、彼のやり方や行動力に心地よさを感じることも納得できます。
それはそうと。
ご相談者様のホロスコープのなかで、ひとつ気になったことがありました。
ご相談者様の「月」です。
12ハウスで牡牛座。しかも、インターセプト。
（ご相談者様の出生時間は頂戴しているため、ご相談者様についてはハウスを考慮しています）
「インターセプト」というのは、特定のサインがひとつのハウスのなかにすっぽりと入ってしまうことです。
ハウスは均等ではないため、このような現象が起こります。
インターセプトのサインは、人前に出したくないほどの大切な要素であることが多く、結果的に、外に出すのに時間がかかってしまいます。
かつ、12ハウスは「秘密の部屋」や「無意識の世界」ともいわれています。
12ハウスは、誰にも見せたくない自分の中に大切にしまっておきたい超プライベートな場所、といってもいいでしょう。あるいは、自覚すらできない領域です。
本来、その部屋は「牡牛座」ですが、表看板は「牡羊座」。
牡牛座は女性的でゆったりとしていて、五感的（見えるもの、聞こえるもの、肌触り、肌感覚など）な心地よさを求めます。
お気に入りに囲まれた現実空間が、牡牛座の月にとっては安らげる場所。
一度好きになれば、ずっと一緒にいられるタイプです。
一方で、表看板である「牡羊座」は、活気やチャレンジを求めます。
クリアが困難であればあるほど燃えるタイプ。また興味が向けば熱狂的にもなりやすいです。
もちろん、冷めるのも早いです。持続性はありませんから、常に何かを追いかけていないと安心できません。
牡牛座とは正反対です。
そんな表と中身が異なる超プライベートな12ハウスに、安心感や安らぎの源である「月」が隠れているということですから……
本来、好ましいはずの牡牛座的な安らぎを感じにくいともいえます。
今感じられる「幸せ」に対する疑念や不安感をいつも持っているといってもいいのかもしれません。
だからこそ、表看板である、花火のように瞬発的に燃えあがる牡羊座的な熱を求めるのです。
ですが……表看板の牡羊座的な熱を求めている限り、ほんとうの安心感や安らぎにはたどり着きにくいでしょう。
さて。今回は、これらの概要を抑えたうえで、次章以降、タロットカードから「ご相談者様と彼との行方」をみていきたいと思います。
ケルト十字（タロット）
※今回のケルト十字は、「地上の星」という17枚のスタイルで展開しています。
【1枚目：現在】小アルカナ：カップの騎士の逆位置
タロットカード「カップの騎士」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【2枚目：キーカード】小アルカナ：コインの1の正位置
タロットカード「コインの1」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【3枚目：顕在意識】小アルカナ：剣の4の正位置
タロットカード「剣の4」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【4枚目：潜在意識】小アルカナ：コインの5の正位置
タロットカード「コインの5」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【5枚目：過去】小アルカナ：カップの2の正位置
タロットカード「カップの2」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【6枚目：近未来】大アルカナ：節制の正位置
タロットカード「節制」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【7枚目：本心】小アルカナ：棒の2の正位置
タロットカード「棒の2」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【8枚目：相手・環境】大アルカナ：魔術師の逆位置
タロットカード「魔術師」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【9枚目：望むもの／恐れるもの】小アルカナ：コインの女王の逆位置
タロットカード「コインの女王」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【10枚目：最終結果】小アルカナ：コインの2の逆位置
タロットカード「コインの2」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【11枚目：相手のキー】小アルカナ：剣の小姓の正位置
タロットカード「剣の小姓」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【12枚目：相手の近未来】小アルカナ：カップの7の逆位置
タロットカード「カップの7」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【13枚目：相手の本心】大アルカナ：愚者の正位置
タロットカード「愚者」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【14枚目：相手の周囲】小アルカナ：剣の6の正位置
タロットカード「剣の6」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【15枚目：相手の望／恐】小アルカナ：棒の6の逆位置
タロットカード「棒の6」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【16枚目：相手の結果】小アルカナ：コインの7の正位置
タロットカード「コインの7」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【17枚目：質問者と相手】小アルカナ：カップの1の逆位置
タロットカード「カップの1」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
※タロットは、カードの意味と展開を総合的にみてリーディングをします。逆位置も含めた今回のリーディングは下記よりご覧ください。
まず現状に「カップの騎士」の逆位置
彼との関りを真剣に考えることに迷いがあるのでしょうか。
優柔不断である様を、「カップの騎士」の逆位置にみます。
顕在意識にある「剣の4」
「剣の4」は、一言でいえば「思考停止」のカードです。
ご相談者様は、物事を客観的にみることがしんどくなり、あえて考えないようにしているようです。
潜在意識に「コインの5」
ご自身が持っているものや身近にあるものを見ることができず、外に「幸せ」を求められているようです。
過去に「カップの2」
彼との関係はとても瑞々しく喜び溢れるものだったのでしょう。
それが、現状の「カップの騎士」の逆位置を経て、近未来では「節制」です。
「節制」は射手座を象徴するカード。
射手座である恋人に、ご自身をすっかり合わせようとされるのだと思います。
本心に「棒の2」が出ていますから、彼との未来には展望をみているのでしょう。
それはご相談内容にもあった「将来的に一緒になる」ということだと思います。
ただ、「環境・周り」に出ている「魔術師」の逆位置からみるに、彼は、ご相談者様と新しい関係を始めたい、とまでは思っていないようです。
（彼のことについては、この後、11枚目から読みます）
ご相談者様にとっての「望みと怖れ」は「コインの女王」の逆位置。
将来的に彼と一緒になる、ということが「結婚」になるのかどうかは分かりませんが、少なくとも、彼との安定的な関係を持つことに対しては、ご自身で不安もお持ちのようです。
そして、「最終結果」に「コインの2」の逆位置
状況の変化についていけないようです。
今の関係のまま彼とお付き合いを続けることは、ご相談者様ご自身が辛くなると思います。
だからといって、彼との安定的な関係を築こうとすると、それも思うようにならないようです。
さて今回は、「地上の星」というスタイルで17枚展開しています。
これは、お相手の方の想いをみるために展開したものです。
また、8枚目のカードを詳細にみることができます。
ここでの8枚目は、「魔術師」の逆位置でした。
8枚目で、「彼は、ご相談者様と新しい関係を始めたい、とまでは思っていないようです」とお伝えしましたが、その部分を詳しくみていきます。
11枚目は「剣の小姓」
この配置は、相手の動きを裏付けるカードです。
何が起こるか分からない状況を楽しめるのが「剣の小姓」。
ご相談様との関係が、彼の好奇心をくすぐるのでしょう。
12枚目の近未来には「カップの7」の逆位置です。
「カップの7」は、手が届かないものへの憧れを意味します。それが逆位置です。
逆位置から、憧れが手に入るともよめます。
でも、「憧れ」は手に入らないからこそ追いかけたいのです。それが手に入るとどうなるでしょう……
ご相談者様を追いかけているうちは楽しいと思いますが、手に入ったと思った瞬間に、彼の興味は少しずつ薄れていくでしょう。
13枚目の「相手の本心」は「愚者」
それほど大した考えも責任感も持たずにフラフラとできるのが「愚者」
彼の本心をこのカードでとらえるならば……「野となれ山となれ」という感じがしてなりません。
14枚目は「相手が周りからどう思われているか」を表します。これが「剣の6」です。この場合、彼の奥様からみた「彼」となります。
彼の奥様は、彼がどんな状況にもうまく対応できる「賢さ」を持っていることを承知されているようです。何かあれば、いつでも逃げる人、とさえ思っているでしょう。
15枚目は、彼が「望み怖れるもの」です。
「棒の6」の逆位置から、ご相談者様との関係が表に出ることへの怖れはあるようです。
16枚目の「コインの7」
彼から別れを切り出すことはないと思います。でも、ご相談者様との関係に満足することもないようです。
そして17枚目のカード。
ご相談者様と彼の関係は「カップの1」の逆位置
お互いに満たされないものがあり、それをこの関係で埋め合っているように感じます。
いよいよ最後のカードです。
実は、まだ読んでいないカードが一つ残っています。
それは、ご相談者様の2枚目のカード「コインの1」のキーカードです。
「コインの1」のカードは、ご相談者様にこういいます。
自分が持っている目の前の現実を、もっとみなはれ。
ホロスコープとカードをリーディングしてみての率直なものをお伝えするならば……
現状においては、彼との関係に将来性はあまりみられない、ということです。
理由はこちら。
タロットの展開で現れたカードがほとんど小アルカナだったからです。つまり彼との関係は、人生をかけるほど大きな関係ではない、と読めるからです。
それとやはり気になるのは、ご相談者様のインターセプトの12ハウス牡牛座の月。特にここが、タロットカードの4枚目「コインの5」とリンクしています。
今ご相談者様は、ご自分にとっての「安心」や「安らぎ」を感じにくいのだと思います。たとえ現実にそれを持たれていても、です。
もしご相談者様ご自身、現状でどこかに満たされない気持ちがあり、それを「彼となら補える」と感じていらっしゃるのであれば……今以上の関係を求めない方が、楽しく過ごせるように思います。
子どもが成長し、ご相談者様の「一緒になりたい」という気持ちが現実味を帯びてきたとき、きっと彼は、のらりくらりとかわしながらご相談者様の元を去るでしょう。
あるいは、たとえ彼と一緒になったとても、ご相談者様の満たされない気持ちが変わることがないでしょう。
彼と一緒になると、むしろ、今のような安らぎや喜びは持てなくなると思います。ご相談者様が、ほかに熱を求めに行くとも限りません。
正直、不倫をしている云々は大したことに思いません。
ご相談者様ご自身が、目の前の現実に幸せを感じられるかどうか？ に尽きるからです。
それは、彼と会っているときであっても、子どもと遊んでいるときであっても、また、今の旦那様と一緒にいるときであっても、です。
どんな状況であっても、そのときどきに「幸せ」を感じられているならば、不倫であろうが浮気であろうが、単純に、恋愛バンザイ！ ですよ。
結婚生活も恋愛も楽しめばいいのです。
でも、不安や満たされない気持ちを他に求めているうちは、ご自身を辛くするだけです。
彼との関係以外のことにも目を背けず、現状を受け入れてみると、状況は少しずつ変わっていくように思います。
最後に。
占い師として願うことがあります。
どうか、ご自分の「幸せ」は大切にしてください。
自分を「幸せ」にできるのは、自分だけ。
これだけは、覚えておいてほしいと思います。
どのような道を選ばれようとも、ご相談者様の選択です。
どの道を選ばれても、どのみち、全ては自分が引き受けなければならない道です。
彼にも旦那様にも、ご相談者様の道を引き受けられないことだけは、言い切ります。
ご相談者様のお幸せを、心から祈っています。
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