旦那さんが転職活動で悪戦苦闘をしているのをみると、内心穏やかではいられないと思います。
大事な人の前では不器用で素直な気持ちを出しずらい男の人
「会社の業績が落ちてきた。上司とのウマが合わない自分は真っ先に切られると思う」
そういって会社に内緒で転職活動を始めて2ヵ月少し。なんどか応募もしたみたいだけれど面接までは進めないみたい……これで何回目の転職活動だろう。上司と言い争っては気に入らないと言って、辞めているような気がする。
応援したい気持ちはあるけれど、生活のことを考えると、まだリストラの話が出ているわけでもないし、せっかく正社員で採用された会社なのだから、もう少し頑張ってほしいという思いもある。
それに、40手前になってこれといった資格もないのに、今よりいい条件の仕事なんてあるのだろうか……会社に行きながらの活動だから体力的にもしんどそう。話しかけてもまともな返事はしてくれない……一緒にいる自分まで、しんどくなる。
旦那さんが険しそうな表情ばかりしていると、一緒に暮らしているあなたまで暗い気持ちになってしまいますよね……
パートナーとして旦那さんを応援したい気持ちがあっても、カラ返事をされたり、めんどくさそうにされると、気分いいものではありません。旦那さんとどう接すればいいのかわからなくなって不安も大きくなってしまうでしょう。眉間にシワをよせて怖い顔をしている旦那さんをみているのも、辛いですよね……
でもね。
どんなにカラ返事をしていても、めんどくさそうな態度をとっていても、タロットカードをひくと「妻のことはちゃんと想っている」と出てくることがあります。そして「嫁さんの前ではいいカッコを見せていたい」といった願望も。
こういうとき、「あぁ、この人は不器用なひとなんやなぁ」と感じます。
たとえば転職活動がうまく運んでいなかったら、「うまくいっていない=カッコ悪い」となり、彼の心情としては、うまくいってない途中経過を報告するわけにはいかないのです。
だからといって、うまくいってないことは顔や態度に出してしまうのですね……
特に、タロットの展開で男性側に「ペイジ(小姓)」のカードが出ているときは、こういう場合が多いように思います。
タロットカードが見せてくれるもの
タロットカードには意識の成熟段階を表すカードがあります。「キング(王)」「クイーン(女王)」「ナイト(騎士)」「ペイジ(小姓)」がそれにあたります。
たとえば、「ペイジ(小姓)」は「子ども」を連想するといいでしょう。意識の成長段階は、4つのカードのうち最も未熟ですが、純粋性を持ち合わせます。
そうですね……「ペイジ(小姓)」を小学4年生の男の子だと思ってください。
たとえば、好きな女の子にいいところを見せたいと体育で頑張ったりすることもあるでしょう。また上手くいかないことがあると、拗ねて母親に当たることがあります。
もちろん、小学生の男子が母親に拗ねたり当たったりできるのは、母親なら受け止めてくれる、と安心して自分を任せられるからです。あるいみ、母親に甘えているのですね。
だから「ペイジ(小姓)」のカードが大人の男性にでてくると、「あぁ、パートナーに甘えてるねんなぁ」と思わずにいられません。でも好きな人だから、いいカッコはしたいんです。
こうして無意識と反応するタロットカードをヒントに夫の心情をくみ取ることができたなら、彼に対するあなたの不安は少しずつ和らいでいくように思います。
とはいえ。
いくら親しい仲だからといって、実際に大人の男性が眉間にシワをよせて怖い顔をしながら不貞腐れていると、一緒にいる側は気分のいいものではありません。
そんなときは、タロットからのアドバイスを読むことをします。
たとえば……
「それを見ない」のが一番です。そのためには、その場をそっと離れること。
「なにか怒ってる?」も「なんか嫌なことあった?」と聞くこともせず、トイレにいったり、家事や自分の用事を片付けたりして、彼のことはそっとしておきましょう。
うまくいかないなかでも頑張っている彼を応援したいなら、不貞腐れた彼に自分を合わせないことも大切です。
ポイントは3つ。
- 彼の態度に気が滅入る時は、なるべく離れる。
- 彼から相談されるまで転職のことを聞かない。
- 相談事にはのってあげてもダメ出しはしない。
と……こんなアドバイスさえ、タロットは見せてくれたりもします。
あたる/あたらない、だけではない占い
占いは、必ずしも「あたる」「あたらない」だけを読むものではありません。
特にタロットは、読み取る切り口によって表面的なところから潜在的なところまでを見せてくれます。
そのため、「いつ、どうなりますか?」といった未来予知的なものから、さらに深い部分まで、たとえば、今に影響を及ぼしているパターン化された思考や感情のこと、その関り方などもタロットから読み解くことは可能で、どちらのご要望にも十分にお応えすることができます。
とはいえ、占いでどんなに「いい結果」や「わるい結果」が出ていようとも、現実的にどうしていくかの態度は自分で決めるしかありません。
そしてタロットは、その「態度を決める」ためのお手伝いができるものだと、私は思っています。
さて。
タロットのリーディングは自由度が高いだけに玉石混交の世界です。また無意識に作用するため、十分な知識と理解のもとに扱わなければその技術は危険と隣り合わせです。
だからこそ、自分の感性を曇らせることなく、自分に合った方法ややり方を探求していくことも大事にしてほしいと思います。
そしてもし、タロットに興味を持たれ「今の状況と向き合いたい」「この先をどうしたらいいのか考えたい」となったときは、お手伝いをいたします。
年齢問わず、これからの人生についてのご相談は多く、人には話しづらい恋愛や、病気や大事な人の喪失、あるいは、経営者からの事業展開のご相談に、早期退職や経営から退いた後のキャリアについてのご相談、相続や墓じまいについてのご相談など、さまざまな人生の転機を迎えれらた方が訪ねてくださいます。
タロットを活かしてみようかなぁ、となれば、どうぞご相談ください。
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