新型コロナ感染症の影響で出された外出自粛。我が家の中学生はそろそろ自粛が辛くなっている様子。一番心配していた5月の修学旅行は延期になってホッとしているようですが、それでもこの先、いつ学校が再開するのか……と暗い表情は日に日に増えてきたように思います。
みなさまのお家でも、空気が重くしんどくなってきていませんか?
このブログの読者には占い業をされている方や、タロットカードに興味がある方、心理の勉強をされている方も多いと思います。特に心のことを扱っていると、周りに人を想うが故、ポジティブにならなきゃ、とか、笑顔でいなきゃ、とか明るくしなくちゃ……そう考えてしまう方も多いと思うんです。
仕事の見通しが立たずストレスを感じられているでしょう。
そんな中、同じく大変な旦那さん。旦那さんが大変なのはわかっていても、彼が怖い顔をしていると、あなたも気が立つことでしょう。
子どもたちは友達に会えず、自由に公園へも行けない不満から、家の中では日増しにうるさくなってきて、こちらもイライラマックス……仕方なしにネット配信のアニメやマンガ、ゲームの時間を緩めたものの、このままハマってしまわないかも心配だし……
この先、家計のやりくりも心配。給付金は出るとはいうものの、仕事がこれからどうなるのかも分からずにどうしたものか……
前向きになれば家族も明るくなるさ……と気丈に振る舞っていた気持ちも、崩れそうになっているかもしれない。
けれども、そんなときのポジティブシンキングや気丈な振る舞いは、余計にご自身を追い込んでしまいます。タロットリーダーだから、人の相談にのっている立場だから、とか、心のことに興味があるから、といって、人よりもメンタルが強くなければならない、なんてことは決してありません。不安にもなるし、迷いもします。
いいんです。それで。
でも、このブログでタロットに興味を持ってくださっている、あなただからこそ、できることもあります。
それは、タロットをひくこと、です。
ここに、先が見えず不安で行き詰ったときに使えるセルフカードセッションの方法を掲載しました。
カードからイメージを受け取って自分ごとに落とし込んでいくワークです。手順はとても簡単。3枚引きにキーカードを1枚増やすだけ。
使うカードはマルセイユタロットでなくても構いません。ライダー版でもオラクルカードでも、あなたの一番お気に入りのカードがいいです。
もちろん、タロット初心者でカードの意味があまりよく分かっていなくても大丈夫です。誰でもセッションができるように穴埋めのワーク形式にしています。
タロットカードを使うなら、この記事に書いているキーワードをそのまま、あるいはキーカードから連想を広げて、ワークの穴埋めをしてください。オラクルカードなら、カードからインスピレーションを受けた言葉を入れてOK。
カードを眺めながら、どんなことを感じますか?
感じたままを穴埋めの中に入れましょう。
言葉を埋めていると、やがて迷いの正体がみえてきます。迷いの正体がみえたら、今できる行動もわかってきます。
ここでお伝えしているセルフカードセッションは、占いの専門知識がなくても、カードが初めてでも大丈夫。手順に沿ってカードをひき、ワークの穴埋めをするだけです。
誰でも簡単にできる3つの方法を掲載しているので、ぜひ試してくださいね。
※カードを使うのが初めてでシャッフルの方法が分からない方は、こちらを参考にしてみてください↓
感情を感じ迷いの正体を知って行動に変えるセルフカードセッションの方法
①「私はこれからどうなっていきますか?」と思いながら、カードをシャッフルします。 「これから」がいつなのかは、はっきりと決めなくても大丈夫です。ただし、なんとなく、で構いません。「来月ぐらい」などとある程度、時期を思いながらシャッフルをしましょう。 |
②カードをシャッフルした後、3枚展開します。 |
③順番にカードを読んでみましょう。 ▶1枚目:あのときの が現在につながっています |
④2枚目の「現状」について、どう思いますか? 言葉にしてみましょう。 2枚目の「現状」のカードを眺めていると な気持ちになります。 |
⑤では、「ほんとうはどうなっていたいのか?」あるいは「もっとよくなるにはどうしたらいい?」と思いながら、残りのカードをシャッフルしなおしましょう。そして、4枚目となるキーカードを引きましょう。 |
⑥のぞむ未来につなげるキーカードは、あなたに何を伝えたそうですか? ▶4枚目:のぞむ未来へとつなぐキーカードは、私に と伝えたそうです。 |
彼とケンカしたときや誰かと気まずくなったとき、関係を良くしたいときに使えるセルフカードセッションの方法
①関係性をみたい相手を設定します。 「これから」がいつなのかは、はっきりと決めなくても大丈夫です。ただし、なんとなく、で構いません。「来月ぐらい」などとある程度、時期を思いながらシャッフルをしましょう。 |
②カードをシャッフルした後、3枚展開します。 |
③カードを読んでみよう。 ▶1枚目:私は相手のことを だと思っているようです |
④カードを読んでみてどう思いますか? 言葉にしてみましょう。 カードを読んでみて な気持ちになります。 |
⑤では、「ほんとうはどんな関係でありたい?」あるいは「もっと仲良くなるにはどうしたらいい?」と思いながら、残りのカードをシャッフルしなおしましょう。そして、4枚目となるキーカードを引きましょう。 |
⑥二人の関係をあなたがのぞむ方向へつなげるキーカードは、あなたに何を伝えたそうですか? ▶4枚目:のぞむ方向へとつなぐキーカードは、私に と伝えたそうです。 |
調子を取り戻すためのセルフカードセッションの方法
①あなたが「うまくいっているときの雰囲気」はどのカードに最も表現されているでしょうか? |
②上記の①で選んだカードは目につく範囲でテーブルに置いたまま、それ以外の残りのカードをシャッフルします。「うまくいっているときの雰囲気」になっている自分を頭の中でイメージしながらシャッフルをしましょう。 |
③カードを読んでみよう。 ▶展開前のカード: のような自分が好きです。 |
わざわざポジティブになろうとする必要はありません。むしろ、感情に蓋をしたままポジティブにしていると、かえって心を拗らせます。
カードを手に取り眺めながら、感じたままを口でつぶやくだけでもいいんです。
「あぁ、こんなふうに思っているんだなぁ」とか「ほんま腹立つわー」とか。
そうしてつぶやいているうちに、だんだんと落ち着きを取り戻してくるのがわかるでしょう。
人によっては、なんで悩んでいたのかが分からなくなったり、悩んでいたことがアホらしくなったり……
そうなったら、もう大丈夫。
さて。
眺めるだけではなく、このようにセッション形式で言葉の穴埋めをしていくと、気持ちの吐き出しだけではなく思っていることや考えていることがまとまりすくなります。だからここでは、セッションの方法についてお伝えしました。
この記事は繰り返し何度でも読んでいただけるので、ぜひ試してみてくださいね。
兎にも角にも。
気持ちが落ち着かないときはカードを手に取ってみる。
これ、おすすめです。
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