占いのお客様の仕事上での一番の悩みは、ダントツで人間関係です。
その次に多いのは、モチベーションについて。
「希望していた部署と違ってやる気が起きない」「担当替えにあってショックなんです」「自分に会うかどうか、頑張っていけるかどうか自信がない」といったお悩みです。
そして、異動の内示などをきっかけに転職を考えてしまうことも少なくないように感じます。
もちろん管理職側は、現場のあらゆる要望や意見に耳を傾け、スタッフどうしの人間関係にも配慮をしながら、会社と個人双方の「最善」のために人事を行うのだと思います。
また会社の事情を脇においたとしても、直属の上司であれば、部下に対する気持ちもひとしおでしょう。育ってほしい! という思いを持ちながら人事評価をつけていると思います。
将来を期待する若手であればなおさら、仕事の幅を広げてほしい、新しい力を身につけてほしい! と思うだろうし、いろいろな経験を積んでもらうことがキャリアのためになる、と考えることもあるでしょう。
仕事も真面目に取り組むし、クライアントへの熱意を感じる。
ただ……欲をいえば、もう少し数字に明るくなってほしいし、社内のコミュニケーションに積極性を持ってほしい。
特に同僚に対しては受け身というか、リーダーシップに欠けるというか……もう少しみんなを引っ張る力をつけてほしいと思う。
だから今度の人事、よくよく考えた。
本人の希望とは少し違うかもしれないけれど、ここで一皮むけてほしいと願っている。
彼ならやれると思うから。
そういう思いで考えられた上司の配置換え案。ただ……当人が感じる「最善」であるかどうかは、また別のもの。
だからこそ、どうしてその人事が最善だと思うのか、また直属の上司として率直にどう思うのかなど、腹を割って話すことが必要だったりするのだろうなぁ、と、たくさんの転職の相談を伺っていて感じることです。
頑張ればできる、はもう古い。向き不向きを認め、強み・弱み、コミュニケーションのクセを知ってスタッフの個性を伸ばそう
転職が珍しい時代でもなくなり、副業が解禁されてパラレルキャリアに取り組む会社員が増えている世の中です。
楽しいことやりたいことに挑戦したいと思って始めた副業が本業になった、という話題も耳にすることが多くなりました。
そうした流れにあって、管理職の立場ともなれば「優秀な人材は逃したくない!」というのが心情だと思うのです。熱心なスタッフなら目をかけてあげたいし、力をつけてほしいでしょう。
とはいえ。
24時間働けますか?! といったバブル期の根性論など通用しない時代にあって「がんばればできる!」と鼓舞されることがむしろ、当人のプレッシャーとなりメンタルを崩す要因になることは、容易に想像できます。
それは「弱いから」といった一言などでは、決して片づけられない問題です。
できないことはできるようになるまで鍛えればいい、ということばかりではないと思うからです。
やはり人には向き不向きがあって、頑張らなくてもできること、頑張ってもできないこと、が少なからずあると思います。頑張ることができる許容範囲も人それぞれです。
努力してある程度までの力を身につけることはできても、期待した以上ではないかもしれません。
期待をかけられた本人が繊細であれば、期待以上できなかった自分を責めることもあるでしょう。
自己嫌悪からメンタルを崩し会社に出られなくなってしまうことさえ、あるかもしれません。
またそれも、職場の環境によって変わってくると思います。
切磋琢磨できる人間関係があれば、普段はよきライバルとして張り合っても困ったときはお互いをフォローし合えるでしょうし、何かあったときに助け船を出してくれる先輩がいたり、ミスや失敗を今後の改善につなげるために一緒に考えてくれる上司がいれば、困難なことでもやりがいをもって取り組むことができるでしょう。
とすれば……
刺激的なスパイスになりうる人、人間関係のクッション的な役割ができる人、マネージャー的な人、瞬発力のある人、継続力のある人、などなど、個性をうまく活かした人員配置ができたなら、どうでしょう?
相性のいい先輩が新人採用の教育係に就けば、一生の相談相手となるかもしれません。
たとえ理想的な配置ができなくても、上司が部下のクセを知っていれば、接した年月が浅くてもメンタル的なフォローができるでしょう。
解雇などが難しい現代社会にあって、一度採用した社員やスタッフにはその力を十分発揮してほしい、と思われるなら……彼らの力を最大限発揮できるように、彼らのことをもっと深堀してみませんか?
長く一緒に仕事をしていれば、相手の強みも弱みも、クセもよくわかるようになるでしょう。
けれどもそれには時間がかかることですし、誰もが同じような意見になるとも限りません。
ならば、人の強み・弱み、コミュニケーションのクセを分析できる占いは、スタッフの個性を短時間で客観的にみるためのお力になれると思うのです。
占いを使ってみれること
「占い」と聞くと後ずさりされる方が多いのも事実です。
ただ、ここでいう「占い」は一種の「心理分析ツール」だと思ってください。
特に西洋占星術は、誕生日からホロスコープを書き出し、ホロスコープを読み取ることで占います。
ホロスコープとは星の配置図のことですが、その配置図が「分析チャート」というわけです。
人の行動性を10個のパーツに分け、12通りの傾向にあてはめることで、分析していきます。
10個のパーツと12個の区分は生年月日によって自然と分けられ、それらの組み合わせを読んでいくのが西洋占星術です。
そして
- どういう職種で力を発揮しやすいか
- 瞬発力で突破口を切り開くタイプか
- あるいは、時間をかけて経験値を上げていくタイプか
- 人間関係でつまづきそうなところはどこか
- 人間関係を円滑にするために注意できることはなにか
- 今は磨くと光る才能はなにか
- 仕事に活かせる資質
- 弱い部分、努力が必要なところ
などを分析していきます。
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