年末に読んだ雑誌に「今年は全体的に運気が悪い」と書かれていて、気になっていたんですが、今年に入ってから、確かにあんまりいいことがないんです……
職場の上司が変わってやりにくくなったと思ったら、急な方針転換で、今までの業務内容にプラスアルファで仕事が増えたり……
人間関係も穏便に済ませていたのに、お局様の態度が怖くなったというかイヤミが多くなったというか……最近ストレスが増えているんです。
そこにきて、恋人とはうまくいってないし……忙しいって言ってあまり会ってくれないんです……
なかでも「3月は低運気」だったらしくて、ちょうどこの間なんて、いつも乗っている電車が急に遅れて遅刻したり、自販機で飲み物を買った時にお釣りを取り忘れたり。
やっぱり今年は全体的に運気が悪いから、何をしても悪いんでしょうか……
と、運気が気になっているという方から、「運気が悪い時にはどのように過ごせばいいのですか?」などのご相談を受けることがあります。
運気が悪いときの過ごし方
では、運気が悪い、と言われたときはどう過ごせばいいのか、ですが……
運気が悪いのではないか、と気にするときは、大体、気持がしんどくなっているときが多いでしょう。
このときに一番大事なのことは、心にもないことは言わない、やらないこと、です。
しんどい、つらい、のに「ポジティブに考えなきゃ!」は要らないし
上手くいってないのに「それでも感謝しなきゃ!」とかしなくていいです。
イラっとするなら、イライラは出すことです。怒りたければ怒りましょう。
ただし、そのイライラや怒りを「人」にぶつけることはおすすめしません。
された相手は追い込まれますし、追い込まれた相手をみて今度は自分を卑しめるネタにしかねません。子どもにイライラしてしまったとか、旦那にイライラをぶつけたとか……これでまた、苦しむ人は多いんです。
なので、イライラは「人」ではなく、たとえば公園やカラオケボックス、お風呂のなかや布団にくるまって、自分以外誰もいないところで人にも聞こえないように、何にイライラするのか、感じること思っていること、罵詈雑言でいいので出してあげてください。
たとえば「物事が思うように進めずらい」とき
こういうときは
①「もういいや」と諦めがつくまでジタバタやり切る。
②進めようとせず現状維持をがんばる。
③開き直って、気が済むまで休む。
このときのポイントは、何か一つに集中することです。
たとえば「周りから攻撃されていると感じる」とき
こういときは
①その場から離れる。
②腹立つ気持ちを人に当てずに吐き出す。
①もしくは②をした後は、必ず深呼吸を繰り返す。
このときのポイントは、我慢しない+体に酸素をいれてあげるです。
運気が良いときの過ごし方
では……運気が良い、と言われたときはどう過ごせばいいのか。
このときに一番大事なのことは、冷静でいること、です。
いくら運気がいいからといって、やり過ぎると息切れも早くなります。また、実力以上のやり過ぎは、その時はよく見えても、あとから、やり過ぎた分の反動が返ってくることがあります。
だからといって、物事がスムーズに捗ることが怖くなってしまい、勝負時を逃してはモッタイナイ。
そういう意味で、運気の流れがいいときほど「冷静に状況をみて即断できるように心づもりしておくこと」が大切なんです。
おごらず、誤魔化さず、曖昧にしない。
「運気のいい」ときほど、ここを心がけて過ごしたいものです。
でも……なぜ占い師は、運気が「悪い」とか「良い」とかの判断ができるのでしょう?
運気が悪いときも良い時も、言葉に惑わさず自分らしく過ごしていくために
運気は「占術=占い方」に沿って読み取ります。
扱う占術が異なれば読み取り方も変わってきますが、どのような占術であっても占うための「型」があります。そのため占い師は、その占術に定められた「型」に沿って占いをするのが基本となります。
そして語弊を恐れずにいうならば……
極端なはなし、その「型」に沿って「いい」と出ているならば「幸運」となるのでしょうし、「わるい」と出ているならば「不運」というのでしょう。
けれども、「いい型」にはまったから「幸運」で「わるい型」にはまったから「不運」だなんて、果たしてそんな単純に言い切れるものでしょうか……
たとえば。
もととも積極的な人が「運気がいい」からと、どんどん積極的になったとして、周りの人がそこについてこれなかったら、それは「いい」ことなのか……
あるいは「運気が悪い」からと、動きを抑制することで、目の前のことに集中せざるを得なくなったとしたら、それは「わるい」ことなのか……
たしかに、あれもこれもやりたーい! とにかく動きたい!! という活動的な人にとって「今は動かないで」となったら、心情的に辛いものはあるでしょう。
けれど、あれもこれもやるより、目の前のひとつのことに集中して取り組むことや、周りと歩調を合わせることが現実的に大事なときもあります。
単なる「いい」「わるい」ではなく、なにがどういう風だから「いい」といえて「わるい」となるのか、こういう細かいところを見ることができるのも「占い」です。
そういう部分を占い師から説明されず、あなたが理解できないままに、占い師のいう「運気がいい」「運気がわるい」の言葉に自分を委ねてしまうと、自分で自分の動きを奪ってしまいかねません。
そこで、なんでそうなのか? を占い師にツッコんで聞いてみることはとても大事です。
「なんで?」の理由を知れたら、現状が腑に落ちやすくなり、出口までの道が見えやすくなりますし、何に気を付けるといいのか、もっとよくなるにはどうすればいいのか、などの動きを作ることができますし、過ごし方を探るヒントも見つけやすくなるからです。
どんな運気も活かしていこう!
運気についてみるときに大事なのは、自分が運の流れにどう沿っているのか、を知ることです。
そして、運気がいい、わるい、からといって、自分を誤魔化したり曖昧にしないこと。
言葉の泥沼に嵌らないためにも
自分が納得できる道を歩くためにも
まずは自分を感じてみてください。
自分を感じるときは、まずは深呼吸を5回
そうして体を落ち着かせ、自分に問うてあげましょう。
今、どうしたい? と。
そして出てきた
思っていること
感じていること
を正直に紙に書き殴りましょう。
書いた後は、その紙を破って捨ててもよし。見返すために残して置いてもよし。
たとえそれがどんな言葉であったとしても、まずは出してあげることで運気の流れを変えいくことができます。
「運気がいい」「運気がわるい」の他人の言葉だけで、自分の納得いかないままには前へ進むことはできませんから、自分の言葉に耳を傾けてあげることを忘れないでほしいと思います。
「占い」とは、あなたにどんな力があり、その力をどう活かせばどんな可能性が広がっているのか、今はどんなことに意識が向きやすいのか、何に注力すると物事がスムーズに運びやすいのか、などを客観的にみせてくれるものです。
どんな運気も活かしていこう!の心意気で、どうか、占いをうまく活かされますよう。
もし、何をしても上手くいかず行き詰まりを感じていたり、ご自身に沿った今の運気の活かし方を知りたいときは、いつでもご相談ください。
うらないば、では、年齢問わずこれからの人生についてのご相談は多く、人には話しづらい恋愛や、病気や大事な人の喪失、あるいは、経営者からの事業展開のご相談に、早期退職や経営から退いた後のキャリアについてのご相談、相続や墓じまいについてのご相談など、さまざまな人生の転機を迎えれらた方が訪ねてくださいます。
人に言いずらい悩み、誰にも分かってもらえない悩み、お伺いします
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