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タロットは怖い、と思われる理由は依存性をはらむから。その危うさも理解した上でタロットの良さをうまく使いこなそう

タロットが怖い理由

タロット占いって、ちょっと怖いです。

占い師さんの話を聞いていると、「確かに、そんなこともあった!」「今、ほんとうにそうだわ」と思うことがよくあって、当たってる、って思うんです。

だから余計に、自分の思っていたことと違ったり、悪いことなんかがでてくるとすごく落ち込んでしまったり。

ときどき、どこか人の人生を決めつけられているようで、なんとなく、洗脳されるような感じに思うこともあって、このままじゃいけない、ってなるんですけど、やっぱり興味があって占いに行ってしまうんです。

占いにハマって借金して、でも占いに頼らないと不安になってまたお金を使ってしまう、みたいな話もよく聞きますが、自分もそうなりそうで怖くもあります。

もちろん借金をしてまで行きたいとは思っていませんよ。

自分はそこまでなっていないので上手く付き合えているんだとは思いますが、でも、タロットって当たるだけに、やっぱりなんだか怖いんですよね……


このような話を聞くことがあります。

先が見えない不安に圧し潰されそうになり、考えがまとまらず感情はグルグル回ってしんどくなるばかり。そんなとき、少しでもこの先のことがわかるなら、一度「あたった」タロットでまた占ってほしい。

一度でも、占いで「あたっている」あるいは「あたった」と感じたならば、何かあったときにはまた占ってみよう、と思うことはあるでしょう。

けれどもそこには、常に「依存性」がはらんでいることを、頭の隅には置いていてほしいのです。

依存性をはらむ占い

もちろん、タロットだけが「怖い」となるわけではないし、タロットだけが依存性を生んでしまうわけではありません。

依存性は占い全般にはらんでいるものです。

そして、その依存性が現れてくるのは、「あたる」ことをあてにして自分で考えることを辞めてしまうとき。

「あれ、今、本当に大丈夫かな?先生に見てもらおう」の繰り返しから、「見てもらわないと不安でしょうがない」となり、依存が表面化してきます。

それに、占いに行くと気分がよくなってしまうのです。

ほの暗く耳心地のいい音楽が流れ、いい香りに包まれた、狭い部屋

そこで「あたる」といわれる占い師からの言葉が耳に入ってくる。共感してくれて励ましの言葉と共に「こうすればもっとよくなる」といわれたならば、どうでしょう……

悪い気はしないと思います。

けれども、ここでひとつ覚えていてほしいのは、<ほの暗く耳心地のいい音楽が流れ、いい香りに包まれた、狭い部屋>は、ある種、心理的な効果を上げるための演出です。

洗脳されたように思うのは、このような演出の影響が少なからずあるからです。

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚といった五感に「いつもと違う」刺激を与えながら頭の中に言葉を注ぐことで、洗脳とはいとも簡単に演出できてしまうもの。

そういう意味でも、占いが依存を生みやすいことは否定しません。

そして、そのような依存性があることを、きっと、人の無意識は敏感に感じ取るのだと思います。

だから「怖い」となる。

私は、そう考えています。

依存しないための占いの使い方

ただ同時に、このようなことも思っています。

確かに依存性をはらむ占いです。けれども占いは、自分と向き合い見つめ直すきに応援してくれるツールとなれば、納得の人生を切り開くためのアイデアやヒントをくれるツールにもなる、と。

自分自身と向き合うのに、これほど役に立つ道具もないと思っています。

でもだからこそ、占いは信じるのではなく「活かす」ことが大事であって、あくまでも、自分自身が主体。占いは、主体の想いや行動をサポートしてくれるだけのこと。

それを、頭に置いていてほしいのです。

そして特に占いを扱う者は、このような心理的作用を理解した上で使うことが大事だと、私は考えます。

タロットで占いをする立場なら知っておきたい「タロットの怖さ」について

さてここからは、占いを使う場合、特に「タロット」で占いをする立場なら知っておきたい「タロットの怖さ」について書いていきたいと思います。

占いにはらむ依存性のこともそうですが、「タロット」を使う者としてこれだけは肝に命じていることがあります。

それは、タロットとはなかなかに危険な道具だ、ということ。

なぜならタロットは、ダイレクトに相手の無意識、あるいは、そこから自分の無意識さえ垣間見てしまうからです。

その扱いによっては、相当危険な領域まで人や自分を追いやってしまうことがあるわけですから、タロットを扱う側は、そのことをよくよく理解しておくべきだとも思っています。

忘れ去りたい過去や蓋をしていた感情も隠す無意識に作用するタロット

タロット自体は紙でできたカードであって、それ自体が怖い、ということは決してありません。

タロットはただの紙でできたカードで占うための道具。

ただ、占いの技術の中でも特にタロットが、人の潜在意識を浮き上がらせる道具、として使われていることが、「怖い」につながるのです。

タロットを引けば、その時のその人の心の奥底にある様相を可視化してくれるのですが、言葉にしずらい感情や感覚も、タロットという道具が代弁してくれるといってもいいでしょう。

たとえば、「結婚したい!」と意識でなんど考えても、無意識が「結婚して自分の母親みたいになるのはイヤ」となっていれば、「結婚」へと向かうための行動をすることがなかなかできません。

そしてタロットは、「結婚したい!」という意識も、「結婚して自分の母親みたいになるのはイヤ」という無意識も、どのような行動をしようとしているのかという行動や思考のパターンに、そこからもたらされる可能性の高い事象の、どれもをカードから見せてくれます。

そしてもし、このような心的状況のなかで結婚を望むならば、「結婚して自分の母親みたいになるのはイヤ」という無意識と向き合わなければなりません。

なぜなら、意識はたった3%程度の領域で、残りは知覚できない無意識の領域だからです。

隠れた想いが無意識とするならばほとんどの想いが隠されていることになります。

そして、隠れていて気づくことが難しいけれども想いのほとんどを占めている無意識に、行動や考え方が引きずられてしまうからです。

けれども無意識と向き合うということは、忘れようとしてきた辛い過去を思い出さないといけないかもしれないし、感じないようにしてきた苦しさ自己嫌悪を思い出さないといけないかもしれないのです。

そんなものがまた出てくるかもしれないと思うと……それは、とても怖いことでしょう。

だからこそタロットを使う者は、どんな相談に対しても「タロットは、無意識にあるその人が忘れようとしていた見たくないものさえを浮かび上がらせるんだ」ということを理解した上でタロットを使い、その人が抱える「怖さ」を解きながらセッションすることが欠かせないと、私は思います。

カードが読めることと同じくらい、相談者の「怖さ」を解きながら読んだことをどのように伝えるのか、の技術を持つことは、とても大事なことだと考えています。

それともうひとつ。

相談者への伝え方やアドバイスの中に、人の思惑が介入することで「タロットが怖い」となってしまうことがあります。

もちろん「タロットが怖い」のではありません。単なる紙のカードですから。けれども、そこに介入する「人の思惑」が「怖さ」につながる、ということです。

タロットを読む「人の思惑」が怖いということ

たとえば、不倫の相談があるとします。

そして、不倫の相談に対してタロットを読む人は、過去に旦那さんの浮気で家庭環境が激変し辛い思いをして離婚を経験していて「不倫はよくない!」という信念をもっているとします。

すると、タロットをリーディングしていく言葉の端々で、無意識に「不倫はよくない!」といった価値観を含んでしまうかもしれません。

そしてタロットからはそこまで読めないにも関わらず、「今すぐ不倫は辞めた方がいい。報われず辛い思いばかりをするのだから、彼とは別れなさい」とアドバイスしてしまうかもしれません。

これは極端な例ですが、こういうことが全くない、とは言い切れないのも確かでしょう。

なぜなら、どれほど訓練を積んだ人でも、客観的に中庸になろうとして完璧にそうなれることは難しく、常にその状態を維持できることはほぼないからです。

それでも占い師が、常に、客観的であり中庸になろうとする姿勢は大事で、先にも書きましたが、占いは依存性をはらみある種の洗脳を生んでしまう道具なのですから、相手が感じ取る怖さやタロットが作用する怖さを知ったうえでリーディングをしていくべきだと私は考えます。

 

お客様から「タロットってすごいね!出るんだね。ちゃんと。でも、タロットに出ていることをあかりさんが言葉にしてくれるのがいいんだわ~」とおっしゃっていただくことがあります。

けれども、タロットが「あたっている」のか「あたっていない」のか、正直、ほんとうのところは分かりません。

ただ、それを受け取ってくださる方が、「元気出でた!」「背中を押してもらえた!」「気持が軽くなりました。これで頑張れます!」「張りつめていた気持ちが楽になりました」

そう言ってくださることが私にとっての真実ですから、そこを大事にしたいと、タロットとご相談者様に向き合うばかりです。

私はタロットが教えてくれることを読んで伝えるぐらいのことしかできませんが、そのことが、ご相談くださる方の動くきっかけになるならば、ほんとうに嬉しいことです。

 

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