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転職をして職種を変えたほうがいい?40代既婚男性より|無料占い回答

転職を考えるも40歳を過ぎ不安があります……

今まで同じ職種で転職を繰り返してきたのですが、40歳も過ぎ、この先いつまで今の職業が続けられるのかも不安です。
それに、1年前に上司が変わって今の上司との折り合いもうまくなく、精神的にもつかれています。だからといって、転職先も見つかっていません。
家族もいるので、いろいろと考えてしまうのですが……

結局何も手が打てずに毎日が過ぎていきます。
どうしたらこの暗いトンネルから抜けられるでしょうか?

転職をして職種を変えたほうがいい? というご相談についてタロットカードを展開すると……

【1枚目】小アルカナ2:剣の正位置
タロットカード「剣の2」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【2枚目】大アルカナ14:節制の正位置
タロットカード「節制」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【3枚目】大アルカナ12:吊るされた男の逆位置
タロットカード「吊るされた男」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

※タロットは、ご相談内容とカードの意味と展開を総合的にみてリーディングをします。逆位置も含めた今回のリーディングは下記よりご覧ください。

「転職にも今の仕事にも不安がある」というご相談の3枚展開から読みとれること

今回は、3枚展開で時間の流れを追います。 1枚目の剣の2は「過去」、2枚目の節制の正位置は「現在」、3枚目の吊るされた男の逆位置は「近い未来」と捉えます。

今の職場において、たとえば人間関係にしても仕事上のことでも、意見が食い違ったり対立をすることがなにかと多かったのではないでしょうか。
ご相談者様が自分の意見を持っているかたであればなおさら、上司とのしんどい時期が続いていたかもしれません。

それでも「節制」のカードにあるように、ご相談者様はその環境になじむことを努力されてきたのだと思います。時間はかかりながらも、少しずつ。

もしかすると、今は肉体的な大変さは少しずつ減ってきているかもしれません。たとえば、早く帰られる日が多くなったとか、以前より仕事の負荷がかかっていない、など。

ところが、逆に、そのことで……以前よりも前向きな気持ちが薄れてきている、ということがでていないとも限りません。

たとえばご相談者様がおっしゃるように「転職先も見つかっていない」とありますが、転職先を見つけるための行動が思うようにできていない、ことがあるかもしれません。

転職雑誌を読んでみたりハローワークなどに行ってみたり……探していることはあるけれども、実際に書類を提出したり面接の約束を取り付けたりなど、そこまでの行動はできていないかもしれません。

もしかすると、今の仕事がこの先続けられるか、はわからないけれど、ご相談者様ご自身が、どこかに、その職業に対する夢を持ち続けていることはありませんか。

その仕事をしたい! と思った頃に持っていた情熱や、その仕事を通して体験した喜びを「もう一度味わいたい」という気持ちが、新しい転職先を探す、という行動が起こせない原因になっていたり……も考えられます。

もちろん、経済的な理由もあるとは思うのですが、割り切れない気持ちや、整理がつけられていない気持ちの方が気にかかり、それがトンネルから抜け出せない原因になっている、かもしれません。

では、ご相談者様が歩いておられるトンネルから抜け出すためには、どうしたらいいのか?

ここについては、「キーカード」にきいてみました。

キーカードは「剣の7の逆位置」

ここからは、ご相談者さまの「どうすればいいでしょうか?」に応えるキーカードを読んでいきたいと思います。

キーカードで出たのは、小アルカナ:剣の7の逆位置です。

先ほども剣のカードが出てきましたが、剣は「知性」や「理性」、「物事をわける」という意味があります。
そんな剣についているのが数字の「7」。

「7」という数字の本質に「運動力」というものがあります。自分にとって目指すべき目的があり、そこに向かって積極的に進もう、という運動力です。夢があるからこそ、活動的で活発に動ける、という数字です。

では、知性が夢に向かう運動力と結びつくとどうなるか……
やみくもに走るのではなく計画を立て、効率よく向かうにはどうすればいいのか、を常に計算します。

計画的で手抜かりがなく、人から見るとそれは、ずるがしこく見えるかもしれません。
また感情的な部分がありませんので、態度は常に冷静ですから……なにかと揶揄されることがあるかもしれません。

さて、そんな「剣の7」もここでは逆位置です。本来の意味の流れが逆流しています。ただしここはアドバイスカードですから、むしろ、逆流させた方がいいのだ、と読むことができます。

では、なにをどんなふうにすればいいのか?

剣の7の本質は、目指すべき目標に向かうために効率的な「やり方」を探すところにあります。それを逆位置にしてみたら? というアドバイス。

ならば!! 今は、「どうすればいいのか?」という「やり方」を考えることをやめてみる!!

「やり方」を考えるのではなく、やり方を考える前提にもなっている、「そもそも自分はどこに向かっているのか?」という、目指すべき目標を見つめなおしてはどうかと思うのです。

しかもここは「剣」のカード。「剣」には感情がないという特徴は、逆位置であっても変わりませんから、存分に発揮してほしいのです。

つまり、「自分はどこに向かうのか?」を考えるときに感情はいらない、ということです。

それはどういうことかというと……

「家族が心配するだそう……」「お金の工面ができるだろうか……」「そんな時間もないし……」という不安の気持ちが湧いてきても、とりあえず無視をする、ということです。

「どこに向かうのか?」だけを、それこそ、自分の論理に従って「こうだからこうなんだ!」とドヤ顔で作ってほしいのです。

今は、仕事を続けるか転職先を探すか、というタイミングではないように思います。
むしろそれより先に、「どこに自分は向かうのか?」を思い出すことが大切だと思います。

今の仕事を続けるにしても、転職先を探すにしても、自分がどこに向かっているのか? が分からないことには、決められないはずです。決められないからこそ、行動も伴わない……今、その悪循環のなかにいらっしゃるようにも感じられます。

だからこそ、「どこに自分は向かうのか?」を思い出すことです。
それからです。効率的な「やり方」を考えるのは。

向かう先を決め、それから、今の仕事を続ける方が自分の目指すところへ効率的に向かえそうならば今の仕事を続けていく。でも、職種を変えて転職をした方が効率的なら転職をする、という「やり方」を考えてみてはどうでしょう。

今、ご相談者様がトンネルから抜け出せない、というのは、トンネルの出口がそもそもどこになるのかが分からない、ということもあるかもしれません。

もし、トンネルの出口が分からないならばなおのこと。トンネルの出口をどこに作ったのか? を思い出し、もしトンネルの出口を作っていないのであれば、あるいは、出口を覚えていないならば……今から出口を作ればいいだけです。

それが、「自分はどこに向かうのか?」を考えることでもあります。

出口がどこにあるのかがわかるだけでも、真っ暗のトンネルの中でも心強いものです。もしかすると、出口が分かると同時に、ご相談者様は、トンネルから抜け出しているかもしれませんね。

なにかのきっかけになれば、幸いです。

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