ブラック企業を2年前に辞めて仕事を探しています。未だ見つからないのですが求職活動に疲れてきました……
2年前にブラック企業を辞めてから仕事を探していますが、未だに見つかりません。そのため勉強したりフリーで働いたり、奉仕活動をしたりしています。
今後3か月私の求職活動に光は見えるでしょうか。
そろそろ疲れてきて求職活動を終了しようと思っています。
求職活動に光は見えるでしょうか、というご相談にケルト十字を展開すると……
【1枚目:テーマ】小アルカナ:カップの4の正位置
タロットカード「カップの4」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【2枚目:覆われたベール】小アルカナ:棒の2の正位置
タロットカード「棒の2」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【3枚目:キーカード】小アルカナ:剣の9の正位置
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【4枚目:過去】小アルカナ:コインの騎士の逆位置
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【5枚目:現在】大アルカナ8:正義の逆位置
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【6枚目:未来】小アルカナ:剣の4の正位置
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【7枚目:本心】小アルカナ:カップの王の正位置
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【8枚目:相手・環境】小アルカナ:カップの1の逆位置
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【9枚目:最終的な意思】小アルカナ:剣の2の逆位置
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【10枚目:着地点】小アルカナ:コインの王の正位置
タロットカード「コインの王」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
※タロットは、ご相談内容からカードの意味と展開を総合的にみてリーディングをします。逆位置も含めた今回のリーディングは下記よりご覧ください。
「求職活動に光は見えるでしょうか」というご相談のケルト十字から総合的に読みとれること
カードから読み取れることを率直にお伝えすると……休んでほしい。
これに尽きます。
また求職活動に光が見えるかどうか、でいえば、光は見えずらいです。
なぜそう読んだのか……少しだけ、カードから見えることをおはなしさせてください。
今のご相談者様のテーマは「カップの4」。「カップの4」は癒しのカードです。
ご相談者様の今の課題は、ゆっくりすること、エネルギーチャージをすること、と読むことができます。
けれども、課題を覆っているものがあります。それが「棒の2」です。「棒の2」は野望のカード。
こんなことをしたい、あんなこともできそう、次こそは!……そんな想いがどんどん膨らんでしまうのです。
ここ……矛盾しています。
一方ではゆっくりした方がいいという。でも、どこかに、動きたい! という想いがある。
さて。現状は「正義」の逆位置。
現状において、物事を客観的にみる目や強い意志、判断力が、まだ十分ではない状態が表れています。
もしこのままいけばどうなるか……「剣の4」。「思考停止」です。
強制終了的に、休まざるを得ない状況が出てきます。
だから……
「そろそろ疲れてきた」とおっしゃっている今、もう、ほんとうに休んでほしいです。
「求職活動に光が見えるかどうか」については、「休んで」というシグナルが出ていることもありますが、特に9枚目の「剣の2」と10枚目の「コインの王」のカードにも注目しました。
9枚目の「最終的な意思」のカードが「剣の2」です。
これは、意志と感情の狭間で身動きが取れなくなることを表します。
そして10枚目の「着地点」は「コインの王」の逆位置。
お金や具体的な結果を象徴する「コイン」。それを司る「王」が、ひっくりかえっていることからみても……具体的な結果は出にくい、と読むことができます。
これらのことから総合的にみて、「やすんだらええよ」と思ったわけです。
ただひとつだけ。「やすむ」といっても、ここはスルーしたくないのです。
それは、ご相談者様のなかにある「棒の2」です。
こんなことをしたい、あんなこともできそう、次こそは!……このフツフツと沸いてくる気持ちを持ったまま「休めばええ」といわれても、なかなか難しいところもあります。
なぜかといえば……休むためにと、その気持ちを強引に押えつけてしまうと、余計にまとわりついてくるからです。
そうするとどうなるか……休んでいることに罪悪感を持ってしまい、ゆっくり休むことができません。
もし「こんなことをしたい、あんなこともできそう、次こそは!……」という気持ちが湧いてきても、「なにかしないと!」と焦って動くことはストップです。
その代わり、その気持ちが湧いてきたら、紙とペンを持ってください。
そして、「こんなことをしたい! あんあこともできそう、次はこうするぞ!」というのを、なぐり書きでいいので紙に書きだしてほしいのです。
とりあえず「動く」のではなく、まずは、その想いを見える化する。
これが、ここのポイントです。
そして「想いが具体化できるまでは動かない!」と決めるといいです。
そうすれば、動く理由がなくなります。反対に、休む理由ができます。
さて。ここからは「キーカード」に場を譲りたいと思います。
キーカードから、もう少し詳しく「どうすればいい?」を探っていきたいと思います。
キーカードは「剣の9の正位置」
ここからは、ご相談者様の「どうすればいい?」に応えるヒントを探っていきたいと思います。
キーカードは、小アルカナ:剣の9の正位置です。
「剣の9」のカードは、精神主義、理想主義の行き過ぎを警告するカードです。
単純なアドバイスとしては「リラックスしたらいい」とか「もうちょっと気楽に考えたらいい」というようなことになるのですが……
気楽になれたらこんなに思いつめることもないわけで……ここではもう少し視点を変えていこうと思います。
数字の「9」は、総合、精神的な世界、哲学、応用性、智慧、といった意味を持ちます。
「剣」は、情報、智慧、知性、理性、といった意味があります。
あわせると、総合的な経験や学び、智慧が集約されている知性。
総合的な経験や学び、智慧が集約されている知性、とえいば……なにを思い浮かべますか?
私から、ひとつあげさせてください。
先ほどから「やすんで!」というお話をしています。
まずは寝る! が第一です。でも、もし寝ることに飽きたら、図書館や本屋さんにいって「本」に触れてほしいなぁ、と思います。
「本なんて……」と思うかも知れません。でも、はじめは本屋さんや図書館に行くだけでいいんです。本屋さんや図書館の、本がたくさん並べられた棚をぼうっと眺めているだけでもいい。
そのうち「なんかこれ……」と目に留まる本が出てきます。
そしたらそれを手に取って、パラパラとめくってほしい。なんか面白うそうかも、と思ったら、読んでみてください。
「くつろげる場所で、本を読みふけってみてほしい」
これが、キーカード「剣の9」からのアドバイスです。
今回の展開には、「本心」の配置に「カップの王」がありました。
カップの王は、感動や心の交流を司るカードです。
それもあったので、「総合的な経験や学び、智慧が集約されている知性」に「心が動かされるもの」をプラスして、ここでは「本」をおすすめしました。
心に響く本との出会いが、その人の人生に影響を与えることがある、ともいいます。
ご相談者様にも、そんな本と出会ってほしいなぁと思います。
コメント
診断をありがとうございます。本当にその通りの状況です。現在に関しては実際に他人からそう指摘されたことがありますが、自分であまり自覚がないのが悩ましいです(直し方が分からない)。
せっかちな性格なので、焦りがありそれが棒2に現れていると思いました。
休まないといけないのですね、趣味は続けつつ力をもっと抜いて、周りに振り回されず自分のペースでゆっくり動こうと思います。
感謝します。
この度は、うらないばの無料占いにお寄せくだりありがとうございました。
今は「あぁ、棒の2や」と思えるだけで大丈夫です。
「棒の2」の想いを書き続けていると、だんだんと具体的なことが書けるようになってきて、「これ……やるわ」とどうしようもなく動きたくなる「その時」が、必ずやってきます。
その時まで、趣味をやりつつ休むことをやる! という感じです。
どうか、ご自身を大切にしてあげてください。
メッセージ、ありがとうございました。
安賀里