▶まずは大アルカナの覚え方と読み方のコツを無料で学ぶ

タロットカードの隠者で恋愛・仕事を読むワンオラクル

タロット―カードの占い方として、ケルト十字やヘキサグラムなどの展開を行うことがあります。

このときの「キーカード」に「隠者」が出てきたらどうなるだろう? 

ここでは特に、恋愛と仕事の両面から「キーカード」を読むコツを、大アルカナの「隠者」にみていきます。

また、「こんなときは『隠者』を意識してみて!」という、「隠者」からのメッセージとして、タロットカードの1枚引き(ワンオラクル)にもご活用ください!

 

※使用しているタロットカードは「マルセイユタロット」です。

※ここでお伝えすることは、「必ずこう読もう」というものではありません。ご相談内容や展開されるカードによって、読めることも異なります。あくまでも、よくある一例、としてご参考頂ければ幸いです。

 

大アルカナの本質を知りたい!というお客様のご要望から生まれた大アルカナの特別無料講座です。大アルカナの本質である数字象徴図形に焦点をあてて22枚のすべてのカードを1枚ずつを解説しています。

詳細は画像をクリックしてご覧下さい。

 

タロットカードの「隠者」をキーカードとして読むコツ

隠者は、自分の内面を見る力に長けています。

また隠者のカードに付された数字の「9」は、これまでの人生を総括する数字です。そのため「隠者」までに人生の土台が作られてきたといってもいいでしょう。

たとえば……

お金に対する価値観、仕事に対する価値観、結婚に対する価値観など……その人の人生にとって大きな影響を及ぼす価値観がここまでに作られてきた、ということです。

そして隠者は、どんな物事からもその本質を見極める目を持っています。

たとえそれが、自分にとって「不幸」な出来事だったとしても、そこに、なんらかの意味を見出します。どんなことにも「真理」を見出し昇華してしまうのです。

ただし、隠者に実行力や実践力はありません。
社長として経営手腕を発揮する、というよりも、社長を引退して会社を見守る立場になり「何かあったら智慧をかすよ~」という態度をとります。

ちなみに、隠者の関心ごとは「ランプ」にあります。
隠者をキーカードとして扱うときは、展開のなかで「ランプ」が何を指しているのかがつかめると、深いリーディングができるようになります。

 

大アルカナの本質を知りたい!というお客様のご要望から生まれた大アルカナの特別無料講座です。大アルカナの本質である数字象徴図形に焦点をあてて22枚のすべてのカードを1枚ずつを解説しています。

詳細は画像をクリックしてご覧下さい。

 

タロットカードの「隠者」が恋愛のキーカードとしてでてきたらどうする?

では、恋愛における「隠者」のアドバイスとはどういうものとなるでしょう?

そこで……ここでは2つの場面に対する「アドバイス」について「隠者」の意味を考えてみたいと思います。

①ひとつめは、まだ相手がいない場合。
②ふたつめは、相手とギクシャクしてきたとき。

まだ相手がいない場合の「隠者」からのアドバイス

「隠者」は実際的な行動力はありませんが、奇数ですから、自ら動くことはしたいものです。だからといって、「戦車」のようにアタックしまくる、ということではありません。また、「隠者」は本質を見つめるカードです。

「自ら動く」と「本質を見つめよう」が合わさると、「自ら動いて本質をみつめる」ことになるのですが……それってどういうことでしょう……

ここでは、「本質」という言葉を「わたし」に置き換えてほしいと思います。つまり、「自ら動いて≪わたし≫をみつめる」という提案がこれです。

「非日常」へ飛び出してみませんか? 

ここでいう「非日常」とは、いつもは行かないようなところへ行く、とか、いつもは着ないような服を着る、とか……「いつもと違うことをする」という意味です。

出会いを求めて、いつもと違うことをする。

ここを意識してみてほしいと思います。

「隠者」は陰気で何を考えているのかわからない、という印象を持ってしまうかもしれません。

たしかに、社会に背を向ける絵柄から孤独を表すことはありますが、「隠者」が持つ数字は生産性が3倍の「9」という数字です。

「隠者」という言葉が与えるイメージよりも、好奇心は強いです。

だからこそ……いつもと違うことをして「え?! これって意外と楽しいんだ!」「こういう服も似合うんだ!!」といった、新しい発見を楽しんでみてほしいのです。

「わたし」と思っていたものは、もしかすると「わたし」の一部かもしれません。
いつもと同じ毎日では気づきにくいものですが、「非日常」を味わうことで「わたし」の確認をすることができます。

隠者はいいます。
「いつもと違うことをしても、わたしはわたし。『わたし』という本質は変わらないよ」と。

「わたし」の再確認をしてみることで、「わたし」にふさわしい相手を見つけてほしいと思います。

 

大アルカナの本質を知りたい!というお客様のご要望から生まれた大アルカナの特別無料講座です。大アルカナの本質である数字象徴図形に焦点をあてて22枚のすべてのカードを1枚ずつを解説しています。

詳細は画像をクリックしてご覧下さい。

 

恋人とギクシャクしてきたときの「隠者」からのアドバイス

パートナーとギクシャクしてきたときに「隠者」がでてきたら……彼を放っておいて旅にでるといいかもしれません。

この場合も、「隠者」の本質を見つめる態度は変わりません。
けれども、相手がいないときと決定的に違うのは「相手がいる」ところです。

要は……パートナーとギクシャクしているときは、いったん、相手と距離をとってほしいのです。
距離をとって「わたし」を再確認してみて、というわけです。

もちろん、別れたらいい、というわけではありません。ここは、ひとりになるためのまとまった時間を取ってみて、という提案です。
そのための「隠者」がおすすめする方法が……旅にでる。

できれば、携帯電話などの通信機器は持たず、アナログなひとり旅がいいです。

「隠者」は社会から隠れるように精神世界を探求します。だからといって、家にじっと閉じこもっているわけでもありません。
体験することで真理を得るのが「隠者」です。真理を追究するために、さまざまな体験をしにいろいろなところへ旅に出ます。
行ったことのない土地、知らない街へ、目的などなく旅をする。好奇心の赴くままに。

ただ……「旅」というと、現実的に難しい場合もあると思います。
そんなときは、図書館へGO!

本屋さんでもいいのですが、本屋さんだとゆっくり本が読めないかもしれません。ここでは、ゆっくりと本が読める場所へ行ってみてほしいのです。

本は、自分以外の脳みそを間借りができる便利なアイテムです。
自分以外の脳みその中身を体験することで、これまでに自分が知らなかった世界を体験するのが、本なのです。
旅から知らない街で体験を得るかわりに、本から知らない世界を体験する、というわけです。

本からでも、これまでと違う「わたし」に出会うことがあるでしょう。
もしかすると、彼(彼女)と仲直りするコツを見つけられるかもしれません。

自分を見つめる態度は「正義」と同じです。ですが、「正義」はモヤモヤする気持ちをギュッと凝縮させて解放する、ところに注目しています。
「隠者」は、気持ちを解放したあとの態度だと捉えてもらえればと思います。

「隠者」は、吐き出しが終わった後に、もっと自由になるための旅にでるのです。

旅に出るか……図書館へGOか。どちらも「隠者」のおススメです。

 

大アルカナの本質を知りたい!というお客様のご要望から生まれた大アルカナの特別無料講座です。大アルカナの本質である数字象徴図形に焦点をあてて22枚のすべてのカードを1枚ずつを解説しています。

詳細は画像をクリックしてご覧下さい。

 

タロットカードの「隠者」が仕事のキーカードとしてでてきたらどうする?

では、仕事における「隠者」のアドバイスとはどういうものになるでしょう?
ここは全体的なアドバイスとして考えてみたいと思います。

仕事のキーカードで「隠者」が出てきたなら、なぜその仕事(作業、営業など)をするのか? という意味を段階を追って考えてみてほしいのです。

仕事をする意味を考えるといっても……売り上げをあげるためやん! プレゼンするためやん! 自分の業務やからやん!……というようなものではありません。

段階を追って意味を考えるとは、こんな感じです。


わたしは、タロット占い師としてこのブログを書いています。
それはなんのため?

それは、タロットのことをたくさんの人に知ってもらうためです。
なんのために、たくさんの人にタロットのことを知ってもらうの?

タロットのことを知ってもらうと、タロットの扱い方が分かるようになるからです。
なんのために、たくさんの人にタロットの扱い方を知ってもらうの?

タロットの扱い方が分かるとアイデアを出すツールとして使うことができます。
なんのためにアイデアを出すツールとして使うの?

仕事が思うようにいかないとき、タロットから現状打開のヒントが得られるからです。
なんのために現状打開のヒントを得るの?

仕事をスムーズに進めるためです。
なんのために、仕事をスムーズに進めるの?

仕事がスムーズに進むとストレスをためずにすむからです。
なんのためにストレスをためないの?

幸せを感じるためです。

?!!!

タロットのブログを書くことが、誰かの幸せにつながる!!!

そう。これが、わたしがタロットのブログを書く理由です。


さて。

この段階を追って意味を見出すポイントは、「なんのために?」という質問を繰り返すことです。
「なんのために」を繰り返すと、徐々に抽象度があがっていき、物事の本質に迫ることができます。

思うように仕事が進まなかったり、仕事に行き詰っていたり、仕事にやる気がでないときは、ぜひ、試してみてください。
どんなに単純な作業でも、誰かの何かの役にたっているとなると……そんなところで立ち止まっている場合ではありません!! ヨネ。

隠者のアドバイスである「なんのために」。これは、本質を見極めるための魔法のことば、です。

それともうひとつ。

仕事がうまく進められないときに「隠者」のカードが出てきたら、新しいやり方ではなく、これまでの自分の経験にヒントがあるという暗示を表すことがあります。

「なんのために?」と同時に、「どんなことをしてきただろう?」「壁にぶつかったときはどうしていただろう?」と過去を振り返ってみるのもおすすめです。

 

大アルカナの本質を知りたい!というお客様のご要望から生まれた大アルカナの特別無料講座です。大アルカナの本質である数字象徴図形に焦点をあてて22枚のすべてのカードを1枚ずつを解説しています。

詳細は画像をクリックしてご覧下さい。

 

タロットカードの「隠者」を読むときに参考にしてほしい記事

マルセイユタロットには慣れていない?!でもこれさえ押さえれば大丈夫!
正位置と逆位置のキーワードを完結にまとめています。初心者必見のこちらを参考ください!

タロットカードの大アルカナと小アルカナ78枚の意味一覧
タロットカードの大アルカナと小アルカナの合計78枚を一覧にしました。特にマルセイユタロットに興味がある方、これからタロットを学びたい方向けです。詳しい意味や恋愛や仕事など、もっと詳しくカードの意味を知りたい方は、各カードのリンクから説明記事をご覧いただけます。

マルセイユタロット「隠者」の読み方のコツを知りたい?!
キーワードを押さえるたけでは足りない方には、カードを「読むときのコツ」が参考になります!

マルセイユタロット意味一覧|タロットカードの大アルカナ正逆位置と恋愛仕事
タロットカードの意味を、正位置も逆位置も含めて読み解きます。特にマルセイユタロットを使い、逆位置も正位置も含めた読み方のコツをまとめています。リーディングをする際にすぐ使える押さえておきたいポイントを簡単にまとめています。ぜひ、ご活用ください。

いやいや……もっと本質的なことが知りたい!
それなら……「隠者」の意味を数字と絵柄とフランス語で徹底分析をしたこちらの記事でお愉しみいただけます!

タロットカード「隠者」の意味と解説|数字と絵柄とフランス語で徹底分析
タロットカード「隠者」の意味と解説をしています。また恋愛や仕事の「隠者」の読み方も掲載しています。なおタロットの意味を解説する際の読み解きは、数字と絵柄、フランス語から分析しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました