ストレスなく仕事を続けには……
従業員が数名の小さなオーナー会社で事務をやっています。小さな会社なので職場の雰囲気もよくみな仲がいいのですが……オーナーの言動に仕事が左右されることが多く、突然の方針転換があったり、ひとつやり方が長続きしない場合が多くあります。
オーナーの人柄は好きで、職場の雰囲気もあっているので、ついていきたいと思うのですが……
自分の器量が追いつかないため、ストレスを感じることが多くあります。ストレスを溜めずに、仕事についていくにはどうすればいいでしょうか?
ストレスをためず好きな職場で仕事を続けるためにどうすればいいか、というご相談にタロットカードを展開すると……
【1枚目】大アルカナ11:力の正位置
タロットカード「力」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【2枚目】大アルカナ9:隠者の逆位置
タロットカード「隠者」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【3枚目】大アルカナ1:魔術師の正位置
タロットカード「魔術師」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
※タロットは、ご相談内容とカードの意味と展開を総合的にみてリーディングをします。今回のリーディングは下記よりご覧ください。
ストレスをためずに仕事を続けるには、というご相談についてマルセイユタロットの展開から読みとれること
3枚展開のうち、1枚目の力の正位置は「ご相談者様ご自身」、2枚目の隠者の逆位置は「ご相談者様と関わっている相手」、3枚目の魔術師の正位置は「1枚目と2枚目のこれからの関係性」と捉えます。
ご相談者様ご自身は「自分の器量が追いつかない」といわれますが、力のカードが示すように、方向転換をする力を、十分に持っていると思われます。
だからこそ、突然方針転換するオーナーに、まだついていこう、と思えるのです。
トップが「昨日いったことが今日は違う」という在り方は、大概、好まれるものではないと思います。
部下は……相当しんどいハズ。
たしかに、ご相談者様ご自身もストレスを感じておられるようですが、それをご自身の器量のせい、とするところが……そのようなオーナーや職場が大好きな証拠。
では、オーナーは……?
オーナーの状態が「隠者の逆」とみます。
つまり、このオーナー、いろいろな拘りがあるのでしょう。
そのこだわりは、他の人には理解できないものだと思います。
譲れない拘りがあるからこそ、やってみて「ちがう」となれば、方針転換をすることもいとわないのでしょう。
きっと、オーナー自身は「突然変わっている」などと思っていないのだと思います。
自分がずっと大切にしているものから外れているから調整するだけ
そんな感覚だと思います。
では……このような二人がこのままいくとどうなるのか?
あらゆる力を手にし、新しいなにか、を始める準備万端。
いざ!!
と思わず叫んでしまいかねないほど、新しいスタートにワクワクしているのかもしれません。
きっとこれまでにない新しい世界が待ち受けているのでしょう。
ですからぜひ、「自分には器量がない」と思わずに、変化をむしろ楽しんでほしいとおもうのです。
それは……「キーカード」にもでています。
こちらを、いまから見ていきましょう!
キーカードは「法王の正位置」
ここからは、ご相談者さまの「どうすればいいでしょうか?」に応えるキーカードを読んでいきたいと思います。
キーカードで出たのは、大アルカナ「5」:法王のカードです。
「5」という数字は、子ども性を表わす数字。無邪気で自由。自己主張はバツグン!
自己存在の価値が高く、外に対する受容性があり、かつ、発信力があります。
ご相談者さまには、ぜひ、「変化は遊び」という感覚で状況を眺めてみてほしいと思います。
力のカードで読めるように、ご相談者さまには、変化を乗りこなせるだけの力があります。
法王のカードが示すように、自己主張をするべきところはきちんとする。
困ったことは「困った」と表現していくこと、助けてほしいことがあれば「助けて」という。
このような姿勢がとても大切になります。
一方で、物事に深刻にならないこと。
子どもが真剣に遊ぶように、仕事を真剣に遊んでみてはいかがでしょうか?
「変化=遊び」と思いながら日々の業務に取り組んでいると、大抵のことが笑って乗りこえられるようになるように思います。
困ったら、「困った」といえばいいのですから。
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