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やりたい仕事に携わり自分の力を活かしたい|無料占い回答

漫画家として絵や言葉など表現することを一生の仕事にしていきたいのです……

仕事、適正について悩んでいます。
今は会社員として働いていますが、自分のやりたい仕事に携わり自分の力を活かしたいと思っています。

その仕事というのが漫画家です。
絵や言葉など表現することを一生の仕事にしていきたいと思っています。

友達も応援してくれるし、自分で決めたからには貫きたいのですが自信の無さや将来的な不安などから、なかなか前に進むことができません。
学生時代、親の期待などから芸術関連の仕事には就かないと自分に嘘をついていたのですが、そうした過去の人生に後悔することが多いのも前進の妨げになっています。
悩みに引っ張られて何事も中途半端になってしまい、筆も進みません。

自分は表現する仕事に適正はあるのでしょうか?

ホロスコープとケルト十字から「漫画家として絵や言葉など表現することを一生の仕事にしていきたいのです」というご相談を読みます

ホロスコープ(占星術)

  • 太陽:蟹座
  • 月:牡羊座
  • 水星:獅子座
  • 金星:獅子座
  • 火星:牡牛座
  • 木星:乙女座
  • 土星:水瓶座
  • 太陽が月と120度、火星と60度
  • 月が太陽と金星に120度、火星と60度
  • ASC:蟹座
  • MC:魚座

※ここでは、ホロスコープから主要な天体とサイン・月と太陽に係る他天体とのアスペクトを抜粋しています。

ご相談ありがとうございます。今回は、ご相談者様から生年月日をいただきましたので、ホロスコープとタロットからご相談にお応えしたいと思います。


まずは、ホロスコープを見ていきます。

ご相談者様のホロスコープ全体をみると「土」が強い傾向にありますが、個人を表す天体では「火」の傾向が強いです。
また区分でいえば、「固定」が強い傾向です。

ここからざっくり見えることは、インスピレーションから得たものを形にする力が強い、ということです。

さて、ご相談者様は「自分は表現する仕事に適正はあるのでしょうか?」とおっしゃいますが、それには「はい」とお応えします。

ではなぜ、ご相談者様のホロスコープより二つ返事でお応えするのか?
その理由を、ここからお話させてください。

―――――

まず、生まれつきの資質を表す「ASC」です。
これが「蟹座」にあり、かつ、「太陽」も「蟹座」です。
「蟹座」は共感力のサイン。

ここから、ご相談者様はとても親しみやすい方なのだと思います。
人への共感がうまい、といってもいいでしょう。知らず知らずのうちに、周りに人が集まってくることも多いのではないかと思います。

そしてこの「太陽」と協力関係にある「月」
内面(月)の充足感が公の顔(太陽)も活性させ、また、公の顔が輝けば、内側への大いなる自信にもつながる、という関係です。

その「月」は「ASC:蟹座」のルーラーであることから、「月」にはご相談者様の「資質」が詰まっている、ともいえます。

ではご相談者様の「月」はどういうものでしょう?

「月」は「プライベートの顔」「安心するもの」「心の内側」を表します。
その「月」が仕事の場である「10ハウス」にあることから、プライベートが仕事に活きる、というわけです。
一方で、プライベートと仕事の境界がつけられない、ともいえるでしょう。

そんな「月」は牡羊座です。
牡羊座はよく「赤ちゃんのよう」とたとえられることがありますが、火の活動サインである牡羊座は、最もインスピレーションが高く、創造的なアイデアが次々とわいてくる性質にあります。

そんな性質の牡羊座が「月」という私的な顔となることから……

ご相談者様が安心感を感じるのは、インスピレーションに突き動かされ熱くなれるとき。一方で、どこか無防備でラフ。純粋で単純なところがあるため、衝動に動かされることも多いでしょう。

けれども、「閃き」に「情熱」や「好奇心」は、芸術活動には欠かせないはずです。この力は、芸術的な分野や創作活動に活かせる才能だと思います。

ところで、この「月」以外にもうひとつ「太陽」に協力的な星をご相談者様はもっています。それが、行動性の「火星」です。

ご相談者様の「火星」は牡牛座にあります。
牡牛座はマイペースにコツコツ形を作っていく性質です。

「太陽」の目的のためにコツコツ実績を積み上げていく行動性を発揮します。
粘り強く欲張りです。持続力は高いですが、物事を進める速度はあまり早くありません。

たくさんの人と価値観を共有したいとする「太陽」に、協力的なプライベートの「月」と「火星」。

プライベートと仕事の境目を作ることなく、プライベート=仕事のような関りができ、内面に湧き上がる想像力やインスピレーションを、どうにかして形に整えていこうとします。

さて。

ここでもうひとつ見ておきたいものがあります。
それは、個人の能力(書く、読む、聞くなどの基礎知能)やコミュニケーション力を表す「水星」です。
ご相談者様の「水星」は獅子座にあります。
獅子座は自己表現や演出力がバツグンのサインです。

そこでこれらのことを総合してみると……

共感力で人を集めることが上手く、プライベートを仕事にしても違和感なく取り組めて、インスピレーションに突き動かされ熱くなることができ、イメージ力を形に出来る行動力を持ち自己表現がうまいとくれば……

「表現する仕事に適正はあるのでしょうか?」という問いに、二つ返事で即答できるというわけです。

では、ご相談者様が持っているこの才能は、「漫画家」として活かせるのでしょうか?
そこを読み取るために、「漫画家」としての在り方も含めてタロットを展開してみました。

続いて読んで頂けると嬉しいです。

ケルト十字(タロット)

※今回のケルト十字は、「地上の星」という17枚のスタイルで展開しています。

【1枚目:現在】大アルカナ:恋人の正位置
タロットカード「恋人」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【2枚目:キーカード】小アルカナ:カップの4の正位置
タロットカード「カップの4」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【3枚目:顕在意識】小アルカナ:剣の2の逆位置
タロットカード「剣の2」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【4枚目:潜在意識】小アルカナ:コインの4の正位置
タロットカード「コインの4」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【5枚目:過去】小アルカナ:カップの5の正位置
タロットカード「カップの5」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【6枚目:近未来】大アルカナ:皇帝の正位置
タロットカード「皇帝」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【7枚目:本心】大アルカナ:月の逆位置
タロットカード「月」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【8枚目:相手・環境】小アルカナ:棒の2の正位置
タロットカード「棒の2」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【9枚目:望むもの/恐れるもの】小アルカナ:剣の8の正位置
タロットカード「剣の8」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【10枚目:最終結果】大アルカナ:運命の輪の正位置
タロットカード「運命の輪」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【11枚目:相手のキー】小アルカナ:棒の7の正位置
タロットカード「棒の7」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【12枚目:相手の近未来】小アルカナ:コインの王の逆位置
タロットカード「コインの王」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【13枚目:相手の本心】小アルカナ:棒の10の正位置
タロットカード「棒の10」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【14枚目:相手の周囲】大アルカナ:愚者の逆位置
タロットカード「愚者」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【15枚目:相手の望/恐】小アルカナ:コインの8の正位置
タロットカード「コインの8」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【16枚目:相手の結果】小アルカナ:カップの6の逆位置
タロットカード「カップの6」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

【17枚目:質問者と相手】小アルカナ:剣の5の逆位置
タロットカード「剣の5」の意味はこちらをクリックしてご覧ください

※タロットは、カードの意味と展開を総合的にみてリーディングをします。逆位置も含めた今回のリーディングは下記よりご覧ください。

まず現状に「恋人」。
ご相談者様は今、人生にいくつあるか、のうちの大きな転機となるような「選択」をしようとしているように思われます。

そして顕在意識にある「剣の2」の逆位置。
少しずつ迷いが晴れてきているのをご自分でも感じられているのかもしれません。
ゆっくりとですが、動き出そうとしているように思います。

ところが、潜在意識を「コインの4」。
吹っ切ろうとする気持ちとは裏腹に、これまでの比較的安定した生活はもっておきたい、という思いが働いているようです。

自分にウソをつきながらも別の道を歩んだ結果として、今、得ているものもあるでしょう。それはそれで手放せない、という心の内が見え隠れします。

とはいえ、過去の後悔があるからこそ、今、改めて自分に悔いのない選択を試みようとされているのです。
ご相談者様の今の選択は、近未来では安定してくるようです。

つまり、今選択することが、目標に向かって着実に進んでいる「未来」へと繋がります。

本心に「月」の逆位置が出ていますから、迷いを吹っ切りたい、という思いと、これまでのことを守ろうとする想いの葛藤は、ちゃんとご相談者様ご自身で収まりをつけられるでしょう。

また、ご相談者様の挑戦は、周りから応援されるのでしょう。
「いよいよやね」という期待が、「環境・周り」に配置されている「棒の2」の正位置に感じます。

もちろん、完全に不安がなくなる、ということはないと思います。
絵をかくことや言葉を表現することに対して、これまでのテクニックや技術だけではうまくいかないだろう、と思っているかもしれません。

表現力を磨くための努力はこれからも必要なことを十分承知のうえで、いざ、「運命の輪」を迎えます。

「運命の輪」は、大アルカナの10枚目のカード。
ご相談者様の10枚目も「運命の輪」であることから、これまでに抱いてきた様々な想いを結実するときがくるでしょう。

紆余曲折してきたかもしれませんが、今まさに選択しようとしていることが「あぁ、これでよかったんだ」という結果を招きます。

今回、「地上の星」というスタイルで17枚展開していますが、これは、ご相談者様と「漫画家」という関係をみるために展開したものです。
11枚目からは「漫画家」というものを知るために展開をしてみました。

近未来の「コインの王」から「漫画家」という職業は、今よりもぐっと知名度も高くなりお金も回る職業になるはずです。

とはいえ、プレッシャーも責任もかかる仕事であることには間違いないようです。
その事ばかりに関わることとなる、という意味では、まさに「プライベート=仕事」のような状態です。

一方で14枚目の「愚者」からみえるのは……周りから「自由な人」と思われる節もありますが、「漫画家でほんとうにやっていけるの?」という心配をされることは尽きないのかもしれません。

15枚目の「コインの8」から、「漫画家」という職業は、画力に表現力、言葉の使い方から構成まで、あらゆる自己研鑽が必要な世界だと見えます。
甘んじることなく磨き続けられることが「漫画家」という職業においても大切なようです。

そして16枚目の「カップの6」の逆位置。常に前を見続けること。
過去の作品や今あるものに囚われることなく、新しいものに挑戦する意欲と先見の明。

この職業を続けるための不断の努力は、欠かせないようです。
もちろんこれは、「漫画家」に限ったことではないのかもしれませんね。

さて。

ご相談者様と「漫画家」という職業の関係を表す17枚目は「剣の5」の逆位置です。
「剣の5」は理性や知性、コミュニケーションを貫くカードです。

そんな「剣の5」の逆位置に……
ご相談者様は、「自分が表現したい確固たるもの」がまだ見いだせていないのではないか……
そんなことを感じました。

ちなみに、とばしていた11枚目のカードは、12枚目以降のカードたちのキーカードとなります。

11枚目のカードは「棒の7」。
「棒の7」は情熱や直観で、現実と理想のギャップを埋めようとするカードです。

目指したいものがあるからこそ、情熱の向ける先もインスピレーションの落とし場もあるわけです。

けれども、「7」という数字は常に「現実」と「理想」の穴を埋めるもの。

不断の努力と、常に高みを目指し飽くなき理想を追い求めることは「漫画家」としての使命なのかもしれません。

であればこそ、もし、今の時点で「自分が表現したい確固たるもの」を見いだせていないのであれば……そこを決めることが先なのだと思います。

すくなくとも、「ホロスコープから向いているジャンルが分かるのか?」と補足で尋ねられるのは、まだご自身のなかの「これ!」というものに確信が持てないのだろうと、感じてしまいます。

さて。

実は、まだ読んでいないカードが一つ残っています。
それは、ご相談者様の2枚目のカード「カップの4」のキーカードです。

「カップの4」は、感情やトキメキが安定するカードです。

トキメキが安定するということは、トキメキを感じにくくなっている状態です。けれどもそれは、「それがあること」が当たり前すぎているからであり、裏をかえせば、それだけ安心できるものだから、ということです。

ところでこの「カップの4」……ここにご相談者様の「太陽蟹座」がかさなります。
「蟹座」は、カップと同じ「水」の要素。そして、12サイン中、4番目のサインだからです。

ここからのお話は、ご相談者様が補足で尋ねられた「どんなジャンルが向いているのかわかるのでしょうか?」にも関わるのですが……

タロットカードの「運命の輪」までの流れをつなぎ、潜在意識と顕在意識のかけはしとなるキーカード。
それが「カップの4」でご相談者様のホロスコープの太陽が「蟹座」だからこそ、思います。

これまでのご相談者様の経験を漫画の中に取り入れらてはいかがでしょうか?
仕事で培ってきた経験に知識、スキル、そして、ご相談者様ご自身が感じた心の動きや葛藤を、です。

正直、私には漫画の「ジャンル分け」というものがいまいちわかりません。

ただ……

あることが当たり前すぎる日常から抜け出すも、あることを失って初めて「幸せ」への疑問を抱き、身近なものに目を向けはじめるイメージを、「カップの4」にみます。

「ウソをつき心を閉ざしたことで失ったものがあったとしても、心を閉ざしたことで得たものがあることもまた、知っている。だからといって、もうウソはつきたくない……」
そんなご相談者様の「コインの4」の潜在意識と「剣の2」の顕在意識が、「カップの4」のイメージにリンクします。

両親との葛藤から自分への自己嫌悪、ときめくこともみずみずしさも失ったオモシロくもない毎日のなかに流れる感情の機微。そして、逃げ出すように刺激を求める渇望から、「幸せってなんだろう?」という単純で、でも誰もが持ち得る心の動き。

それはなにも、男女の関りや恋愛の中に縛ることなく、家族、友人、果ては社会に民族、国家まで舞台を広げてみたなら、感情の機微はどんな集団のなかにも潜むはず。

リアルでもファンタジーでも歴史ものであってもSFでもいいと思うのです。
描ける描けないの問答ではなく……綿密な構成を敷くために背景や経緯、専門的な知識を要することであっても、不足している知識を補うことをいとわず、淡々と調べることができるならば、どんな舞台でも描いたらいいんじゃないか。

あなたが最も表現したい「たったひとつのこと」を表現するために。

そんなことを、「カップの4」とご相談者様の「太陽蟹座」に感じたまでです。

私自身、漫画は好きで、子どもの頃は少年ジャンプを心待ちにしていたことを思い出します。

一応……女子なのですが、北斗の拳やドラゴンボールは好きで、今でも読むとはまっています。

中高時代は少女漫画も読み漁り、ガラスの仮面に始まり、ファンタジーや恋愛ものにかぶりついておりました(笑)

もう少し大きくなると、「アドルフに告ぐ」から「ブラックジャック」に入り、「寄生獣」や「ウシジマくん」。

少年ジャンプに連載される漫画は今でも結構すきですが、最近では「BEASTARS」にはまったり「死役所」に泣かされています(笑)

そんななかでひとつだけ思うのは……どんな漫画であっても、感情の機微を描かないものはない、ということです。
ただ、それを読む側が捉えられるかどうかは、また別物なのでしょう。

感情の機微で思い出しましたが、映画の「男はつらいよ」。昔はよく分からなかったのですよ。オモシロいなんて思えませんでした(笑)
でも、今改めてシリーズを見ながら思うのは、オモシロイんですよね。

きっと、見る人の年齢や性別なんかで感受点は変わるのでしょう。どんな人にむけてその作品を発するのか、というのも、とても大切なのだと思います。

漫画の「ジャンル分け」というものがいまいちわかりませんが、そこにあまりこだわらなくてもいいんじゃないか? とさえ思います。
それよりも、ご相談者様が得意とする分野や興味が向く舞台のなかで、「どんな人のなにを表現したいのか」だと思うのです。

タロットカードを展開してみて、そう感じました。

最後に。

ご相談者様のホロスコープから、ご相談者様にはインスピレーションを取り込む力も演出する才能もあると思います。
芸術分野や表現することに適性があるか? といわれれば「あります」とお応えします。

でも、それを活かすかどうかは、あなたの選択です。
そして適性があったとしても、それを一生の仕事として続けるための努力も、あなたしだいです。

それでもタロットカードの展開で、「恋人」から「運命の輪」が流れている以上、占い師としてご相談者様にいえることは……「やるならば……今でしょ!」です。

その選択は、実を結ぶから。

ご相談者様が作品を世に出すこと、楽しみにしています。
出したら教えてくださいね!

心から、応援しています。

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