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占いを上手に活用しよう。迷った時に自分で決断できるよう占いを活かすといい、占いができるようになるといい、とお伝えする理由

占いを活用しよう

占いを上手に活用しよう!

この言葉は、今はもう亡くなられた占い師さんの言葉ですが、初めてこの言葉を聞いた当時の私が、自分が占い師をやっているとは思いもよらないはずです。それだけ、私は占いに懐疑的でした。

けれども、あれからもう10年弱。

今は、「占いを活かしてみませんか?」とお伝えする立場になるとは、なんとも不思議なものです。

占いができるようになるといい、活かすといい、という理由

最近、何をやっても上手くいかないんです。

あれをすればいいよ、こうすればいいよ、という方法はいろんなところから情報も集めたし、自分なりにも勉強しました。
やってみよう! と思ったことはとりあえず取り組んでみるんですが……とにかく結果が出なくて。ものすごく焦っています。

私、なんで何をやっても上手くいかないんでしょう。結果が出ないのが本当に辛いんです。なんでこんなに運が悪いんでしょうか……どうやったらもっと運がよくなりますか!!


このようなご相談を頂くことはよくあります。

運がいい、悪い、に関しては、こちら「運気が悪いとき良いときの過ごし方。言葉に惑わさず自分らしく過ごしていこう」に詳しく書いているのでご参考頂ければと思いますが、このような「どうにもならない」ときこそ占いを活用してみませんか? とお話することがよくあります

それは、ミラクルや奇跡を起こすためではありません。断じて言いますが、占いには、ミラクルや奇跡を起こす力はありませんし、そんなものは見せてくれません。

「どうにもならない」とき、あるいは「なんでもうまくいくとき」に相応しい過ごし方を教えてくれるのが「占い」というものだからです。

80年代にJPモルガンが発した「億万長者は占星術を信じないが、大富豪は活用する」という言葉は有名ですが、「占い」を上手に活かすことができれば豊かな生き方を見出していけると、私は思っています。

そこで今回は、実際にどんなふうに活かせるのか、をみて頂けるように、まずはタロットや占星術のことが全く分からなくても使える「月のサイクルを活かす方法」についてご紹介したいと思います。

月のサイクルを活用する方法

占いの方法に「月のサイクルを読む」というやり方があります。

これは占星術の知識を用いた方法ですが、星の動きから自然の流れを読むことで主体的な時間を過ごそう、という主旨で皆様にお話しています。

さて、月のサイクルとは「新月」「上弦月」「満月」「下弦月」の月相を指します。

月は約1週間でひとつの相を作り、約1ヶ月でひとつのサイクルを成します。

そして

  • 新月から上弦月になるまでの1週間を「新月期」
  • 上弦月から満月になるまでの1週間を「上弦月期」
  • 満月から下弦月になるまでを1週間を「満月期」
  • 下弦月から次の新月までを1週間を「下弦月期」

とし、この月相の変化をPDCAサイクルにのせて考えてみるのが、私がおすすめしている月のサイクルの活用方法です。

  • 新月はPlan(計画)
  • 上弦月はDo(行動)
  • 満月はCheck(振返)
  • 下弦月はAdjust(調整)

新月期で計画を立て、上弦月期で実行に移し、動いた結果として満月期に「どんなことが得られたのか?」を振り返ります。

ちなみに、「結果」といっても、思い通りになったことも、思い通りにならずに何も変わらない日々が続いていることも、それらすべてが「結果」と考えます。

目に見えて何か起こることばかりが「結果」ではなく、何も変わらない日々が続いている中で感じること、思うこと、湧いてくる感情など、全てのことをいいます。

そして、振り返った「全ての結果」をアイデアのひとつとして、次に活かすために、同じことを繰り返さないための、もっとよくなるための工夫を考え練るにはもってこいなのが下弦月期。

そうしてまた次の1ヵ月……こうして12ヵ月のサイクルを経て1年。

このように、月のサイクルを「物事が流れるサイクル」として意識してみることで、自分の進む方向性を確認したり見直したりすることができ、なんとなく毎日を過ごすよりも、主体的に自分を生きる智慧にかえていこう、というわけです。

月の満ち欠けが地球上の潮の満ち引きに影響するように、この自然の磁力が私たちの発する磁力にも影響するという考えがベースにあり、それこそ「運気」という目には見えない自然の気の流れに沿うには、最も簡単で誰でも取り組めることです。

また満月が最も分かりやすいと思いますが、そこから約1週間を目安にして動き4週間後にまた夜空を見上げてみるだけで時間の流れが意識に呼び起こされるので、特別な星の知識がなくても簡単にすぐに使っていただけます。

特にこの考え方はPDCAサイクルと合わせて捉えることができるので、仕事にやりがいを感じているビジネスマンや事業展開を担う経営者、あるいは、自分のこれからのキャリアを真剣に考えていこうとしている人にはおすすめしているところです。

それに……夜空をふと見上げたときの月明かりの中に月相がみえます。

どんな毎日であっても時間は流れていきますが、ときどき夜空を見上げてお月様の時間と一緒に過ごしてみる感覚は、雑多な日常の中の、ほんのひと時でも自然の流れに身を任せることとなり、心にスペースが生まれる瞬間を味わうことでしょう。

ちなみに、1年を「冬至」「春分」「夏至」「秋分」の4サイクルで読み解くこともあります。

▶参考記事:運を味方につける社長は知っている事業経営に活かせる運気の流れについて

運を味方につける人は知っている仕事にも恋愛にまでも活かせる運気の流れについて
運を味方にするにはどうしたらいいんでしょうか?このようなご相談を頂くことはよくあります。なかには「公にするわけではないけれど運気などの知識や情報を活かしている」とおっしゃる経営者にお会いすることも多いです。そこで、どのようなことが仕事や事業経営、あるいは恋愛にまで活かせるのか? 占い的な視点からお話しています。

ご参考になれば嬉しいです。

占いを「活かす」ということ

さて、私は「どうにもならないときこそ占いを活かすといいよ」とよくお話をしますが、「占いを活かすといい」という理由が、もうひとつあります。

それは単純に、これまでに様々なカウンセリングの知識や技術、自己啓発に類される手法を学んできた中でも、「タロット」や「占星術」という技術が、自分の現状を客観し分析できる、かつ、その後の道を拓くヒントやアドバイスまで見せてくれる、とても優れたツールだと思うからです。

この頃は、うらないばの鑑定でも「自分のこれからの生き方を真剣に考えたい」とご相談くださる方がほんとうに増えていて、その度に私は、現状を客観視分析する技術としてタロットや占星術を扱い、セッションを行っています。

お客様からは

占ってくださったことは、ほんとうに、納得できることばかりでした。頭では分かっているとはいえ、なかなか気持ちが追いつかないというか……やっぱり背中を後押ししてほしいときってあるじゃないですか?!ほんとうに、ありがとうございました。これで、前に進めます!

自分の状況を客観するって、こういうことをいうんですね。いろいろ身につまされることもありますが、でも、できることをひとつずつ取り組んでみます。気持ちがどうしようもなくなったら、また聞いてくださいね(笑)

周りからもよく言われんですよ!でも、そこまでできるかなぁ……って自信が持てないところもあって。でも、もう大丈夫!元気ができました!!結果がでたら報告にきます!!楽しみにしていてくださいね!

など、嬉しい言葉を頂戴しています。

タロットや占星術で占う「結果」に何かを期待する人も多いですが、けれども実際には、何かが起こったと実感できることの方が少ないと思います。

なぜなら、タロットが見せてくれることはミラクルや奇跡などではなく、これまでに積み重ねてきた経験や知識、そこから生まれる思考と行動パターンによって得られる延長線上のことを、「結果」という言葉でカードに表現されるだけだからです。

でもだからこそ、実際にどう動き未来を創っていくのかはその人しだい、といい、状況の流れを意識することで現実はいくらでも変えていくことができる、と教えてくれます。

タロットも占星術も同じですが、「努力すべきことはすべきこと」「成さないものは成さない」といいます。

運命や業といった言葉で片付けることもなく、あたりまえのことを当たり前に教えてくれます。

そして、現実を見る視点を広げることで、動きやすくなるためのアドバイスをくれるものだったります。

そのため、カードの云わんとすることをそのままお伝えするだけで、相談者ご本人が納得されることは多く、ただ一方で、占いの結果に期待を寄せていると、痛いところを突かれて辛辣に感じられることも多いようです。

「今は時を待つしかない」とタロットに出ると、「やっぱり待つしかないのか……」と、それはご本人が一番よく分かっていることだったりするからです。

でもだからこそ、「そういわれちゃ、もう待つわ!」という風に、いい意味での開き直りを後押ししてくれるきっかけにも繋がります。

もちろん、だからといって「待つ」ことのしんどさ辛さがなくなるわけではありませんから、そういうときは、何度も何度でも「待てば大丈夫」と繰り返し教えてくれて、崩れそうになる背中を支えてくれるものになります。

このような自分の現状を納得して受け容れるための活かし方も、占いにはできます。

占いを自分にもっと活かせるようになるために

自分で占えるようになるかどうかは別として、迷った時に自分で決断できるよう、占いを自分の道を拓くための教養のひとつして活かしてみようかなぁ……と興味を持って頂けたなら嬉しいです。

特に占いというと「若い女性のもの」と思われる方も多いようですが、実際、うらないばには20代から70代までと幅広い年代の方が男女問わずお越しになります。

年齢問わず、これからの人生についてのご相談は多く、人には話しづらい恋愛や、病気や大事な人の喪失、あるいは、経営者からの事業展開のご相談に、早期退職や経営から退いた後のキャリアについてのご相談、相続や墓じまいについてのご相談など、さまざまな人生の転機を迎えれらた方が訪ねてくださいます。

占いを活かしてみようかなぁ、となれば、どうぞお気軽にお尋ねください。

また、うらないば、では「占いを活かそう!」をテーマに、運気の流れを活かすためのお話や、日常に取り入れられる占いの活かし方をお届けしています。

自分が納得いく道を切り開くためのツールのひとつとして、自分らしく生きようとするときの教養として占いと親しまれる方が増えるといいなぁ、と願っています。

占いを活かそう!をテーマに
運気の流れを活かすためのお話や
日常に取り入れられる占いの活かし方
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