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タロットで引越しをテーマに占う方法と読み方のコツ

「引越し」についてのご相談は、特に就職や進学などに関わることもあり年度の切り替え時期に多くなる傾向にあります。

一方、うらないば、では時期を問わず、40代以降、これからの人生の進路を考えるなかでの「引越し」につていのご相談も多く……

これまでの人生経験を以て、もっと自分が活きるよう、仕事の方向転換と合わせて長期過ぎない1年~3年程度の範囲で最適な時期を図り、準備万端に新しい土地での暮らしを始める

そういうことを考える人も多くなったきたように感じています。

そのため、「引越し」とひとくちにいっても相談者の事情によって占っていくことは大事にしていて、ここでは、その点も踏まえながら「引越し」についてタロットで占う方法とコツについて取り上げていきたいと思いました。

どんな事情があるにせよ、生活の拠点を変えるという意味では人生の節目となり新たな始まりを起こす「引越し」

このような「引越し」をテーマに占うときのタロットの活かし方として、ご参考になれば嬉しいです。

タロットで「引越し」を占う基本的な手順

「引越し」とひとくちにいっても相談者によってその状況は様々です。そのため、相談者が置かれている状況によって、読むことが変わってきます。

そこでまずは「引越し」について占う方向性を定めていくことは大事になります。また「引越し」を占う方向性は大きく分けて3つ。

① 引越しに関わる状況を占う

② 引越す地域について占う
③ 引越す物件について占う

このいずれの方向性でタロットを展開していくのかは、相談者の状況に沿った鑑定をするためにも欠かせません。

そのためタロットを展開する前に、相談者に「どのような状況のなかで引越しをするのか」をヒアリングをして「引越し」について占う方向性を定めていきましょう。

なおひとくちに「引越し」といっても、さまざまな状況があります。たとえば、結婚や転勤、就職や就学による引越しや、移住のための引越しなど、状況はさまざまです。

とはいえ、どんな状況であっても下記二つのケースに分類できる場合がほとんどです。

それがこちら↓

  1. ひとつは、引越しが「決まっている」場合
  2. ひとつは、引越しが「決まっていない(迷っている)」場合

です。

引越しが「決まっている」場合

引越しが「決まっている」場合、それは、たとえば就職や就学、転勤などの場合に相当します。

この場合はそもそも「引っ越すこと」が前提となります。そのため、①の「引越しに関わる状況を占う」必要はありません。

引っ越すことが前提になっているときは②の「引越す地域について占う」から進めていくことになります。

一方で、就職や就学、転勤などの場合、会社に近いところ、学校に近いところ、というように引っ越す地域の範囲がある程度限られている場合など、引越す地域が「決まっている」場合は、引越しをする地域との相性を読むと混乱を招くこともあります。

なぜなら、占いで「引越しを予定している地域との相性はよくない」と出ることもあるからです。

そのため、引越す地域が既に決まっているのに「引越す地域について占う」かどうかは相談者の意向と占い師のスタンスによります。

私は、相談者に引越しを予定している地域があるならば、相談者の意向がない限り、②の「引越す地域について占う」手順を飛ばします

ただし、相談者の意向があって、かつ地域が決まっていてもその範囲が広く、広範囲の中からさらに特定の場所が選べる場合は「いくつかの候補のなかから最善の場所を選ぶ」という占い方をすることもあります。

もちろん既に物件の候補がある場合は、地域について占うよりも、③の「引越す物件について占う」から進めていくといいでしょう。

引越しが「決まっていない(迷っている)」場合

たとえば、旦那さんが転勤で自分は一緒についていくかどうかを迷っている場合。あるいは、引っ越しをしたい! という思いはあるけど、今が引越し時かどうかに迷っている場合など。

この場合は、①の「引越しに関わる状況を占う」ことから「そもそも相談者は引越しをしそうかどうか」についてケルト十字から状況を読んでいきます。

そしてこの①の「引越しに関わる状況を占う」から引越しをする可能性が高いとなれば、次の②以降のステップに移るといいでしょう。

タロットで「引越し」を占う方法

では次に、タロットで「引越し」を占う基本手順に沿って「どんなスプレッドを使うといいのか」といった、「引越し」を占う方法についてお話していきます。

そこで、まずは「引越し」を占う手順をチャートにまとめてみました。

「引越し」を占う基本手順のフローチャート

※引越す地域も決まっていて既に物件の候補がありそこで迷っている場合は、③から占い始めるといいでしょう。

なお、それぞれのチャートでご紹介しているスプレッドについては以下をご参考ください。

タロットで「引越す地域」を占う方法

現住所を中心にして引越す方位(東西南北)を自由に選べる場合は、ホロスコープスプレッドを使って「外向きの方位開運」から引越す方位を絞るといいでしょう。

なおタロットでホロスコープスプレッドを使って方位開運を占うための一般的なやり方についてはこちらで説明していますのでご参考ください↓

▶タロットで開運を占う方法と読み方のコツ

タロットで開運を占う方法と読み方のコツ
タロットで開運を占う方法と読み方のコツについてお話しています。占いの現場でも「どうしたら運が開けますか?」というご相談は多く、またタロットのレッスンでも「開運の方法を教えてください!」というご要望もたくさんいただきます。そこでこのブログでも、特に「開運」をテーマにタロットで占う方法と読み方のコツについて取り上げていきたいと思いました。自分も人も幸せになるためのタロットの活かし方として、ご参考になれば嬉しいです。

方位開運には「内向き」と「外向き」があるのですが、引越しの場合は「外向き」を読むことになります。

一方で、現住所を中心にして引越す方位(東西南北)がすでに決まっている場合は、ケルト十字から候補となる地域の相性をそれぞれ読んでいくといいです。

相性を読むことになるので、特に17枚展開する「変形ケルト十字」をおすすめします。

ケルト十字の一般的なやり方についてはこちらで説明していますのでご参考ください↓

▶ケルト十字でタロットを読むコツ。相手の気持ちを深く読む方法も解説

ケルト十字でタロットを読むコツ。相手の気持ちを深く読む方法も解説
ケルト十字をタロットで読むコツをお話しています。ケルト十字はタロットのスプレッドの中でも実践的で様々な相談にお応えできる展開法です。タロットカードを10枚もしくは17枚使ってケルト十字を展開していきます。

なお、もし候補となる場所が多い場合は、候補となる場所をピックアップし、それぞれに対して1枚引きでポジティブな場所を絞り込みます。そして次に、絞り込んだ場所に対してケルト十字で相性をみていく

  1. 1枚引きで候補をある程度絞る
  2. 絞った候補との相性をケルト十字で詳しく読んでいく

の2段階を踏む方法もおすすめです。

もちろん、ケルト十字を使わずに1枚引で候補を絞るだけも十分です。なぜなら1枚引きの方が、「ポジティブ/ネガティブ」の二者択一のようなシンプルな判断はしやすいことが多いからです。

タロットで「引越す物件」を占う方法

タロットで「引越す物件」について占う場合は、ケルト十字でその物件との相性を読んでいくといいでしょう。

相性を読むことになるので、特に17枚展開する「変形ケルト十字」をおすすめします。

また、もし候補となる物件が多い場合は、地域と同じ要領をとります。

まず候補となる物件をピックアップし、それぞれに対して1枚引きでポジティブな物件を絞り込みます。そして次に、絞り込んだ物件に対してケルト十字で相性をみていく

  1. 1枚引きで候補をある程度絞る
  2. 絞った候補との相性をケルト十字で詳しく読んでいく

の2段階を踏む方法もおすすめです。

この場合も地域の絞り込みとおなじく、ケルト十字を使わずに1枚引で候補を絞るだけも十分です。なぜなら1枚引きの方が、「ポジティブ/ネガティブ」の二者択一のようなシンプルな判断はしやすいことが多いからです。

引越す地域や物件などの相性をケルト十字で読むコツ

ケルト十字で地域や物件などの相性を占うときは17枚の変形ケルト十字をおすすめします。

ケルト十字の一般的なやり方についてはこちらで説明していますのでご参考ください↓

▶ケルト十字でタロットを読むコツ。相手の気持ちを深く読む方法も解説

ケルト十字でタロットを読むコツ。相手の気持ちを深く読む方法も解説
ケルト十字をタロットで読むコツをお話しています。ケルト十字はタロットのスプレッドの中でも実践的で様々な相談にお応えできる展開法です。タロットカードを10枚もしくは17枚使ってケルト十字を展開していきます。

ケルト十字で地域や物件などの相性を占うときも、人との相性を読む場合と同様に、スプレッドの特性から特に4枚目の「無意識」に注目するといいでしょう。なぜなら、ケルト十字の4枚目の無意識の配置は、「潜在的に潜んでいるもの」=「潜在的な縁」が読めることです。

そして、この「潜在的な縁」=「相性」として捉えると、タロットの展開がグッと読みやすくなります。

また読み方のコツとしてもうひとつは、「環境」の配置の捉え方。

この場合の「環境/相手」は、対象となる「地域」や「物件」となります。

そしてこの環境側のカード達(11枚目~16枚目)から「地域や物件の状況/状態」を読みます。

たとえば

  • 近所付き合いが大変そう
  • 騒々しそう
  • 静かで落ち着いていそう

などを読み解くことができます。

タロットで引越しをテーマに占う方法と読み方のコツのまとめ

さて、今回はタロットで引越しをテーマに占う方法と読み方のコツについてお話してきました。

改めて、かんたんにポイントだけをまとめておきたいと思います。

  1. 相談者の状況に沿って「引越し」について占う方向性を定めていく
  2. 引越しが決まっていない場合の相談者の状況を占いたい場合はケルト十字を使う
  3. 引越しが決まっていて、地域を絞り込む場合、広範囲から地域を選べる場合はホロスコープスプレッドから外向き方位開運の方法で地域を絞り込む
  4. 引越しが決まっていて、地域も決まっている場合、特定の場所を選ぶ絞り込む場合は変形ケルト十字を使って相性を読む(「1枚引き」だけ候補を絞り込んでもいい)
  5. 引越しが決まっていて、既に物件の候補がある場合は、変形ケルト十字を使って相性を読む(「1枚引き」だけで候補を絞り込んでもいい)

まとめ動画

上記の動画は「引越し」の占い方についてまとめた動画講座内の動画です。そのため、動画内でお話している「引越しの事例を使った読み方の解説」は動画講座内でご覧いただけるものです。ご了承ください。

なおこの動画講座に関しては下記にご案内をしています。

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を見て頂けるので、ご自身がタロットで占いをしていくために必要なことを一通り学んで頂けるからです。

なにより、運勢、開運、相手の気持ちの読み方などたくさんの事例を扱いますから、その事例をご自身なりに読んでいただければ、後からの答え合わせとして解説を使っていただけます。

またどうやってタロットを活かしていけばいいのかを知っていただけますから、自分や誰かのためにタロットを使っていただけるようになります。

それに伴って、タロットのリーディングはどんどん上手くなっていかれることでしょう。

もちろん初心者の方でも学んで頂けるように、スプレッドの解説や数字の捉え方や逆位置の考え方などタロットの基本事項もお届けしています。

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