やらなければならいことが分かっているのにできない……
仕事柄、情報の発信などを、ちゃんとやらなきゃ、と思っているのに、ついついやることを先延ばしをしてしまいます。
緊急性がないからなのか……
継続をしていくことが大切だと思っているので、やる気持ちはあるのですが……
結局、思うようにできないことで、「やらなきゃ」をやらない自分を責めるだけで、前に進めていません。
やらなかったことを責めずに前に進むためには、どうすればいいでしょうか?
やらなければならないことができない……というご相談にタロットカードを展開すると……
【1枚目】小アルカナ2:カップの逆位置
タロットカード「カップの2」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【2枚目】小アルカナ3:カップの逆位置
タロットカード「カップの3」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【3枚目】大アルカナ1:魔術師の逆位置
タロットカード「魔術師」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
※タロットは、ご相談内容とカードの意味と展開を総合的にみてリーディングをします。逆位置も含めた今回のリーディングは下記よりご覧ください。
やらなければならいことができない、というご相談についてマルセイユタロットの展開から読みとれること
今回は、3枚展開で時間の流れを追っていきたいと思います。
1枚目のカードは「過去」、2枚目のカードは「現在」、3枚目のカードは「近い未来」と捉えます。
みごとに逆位置がずらり……なかでも感情を表す「水」の逆位置が二つもあります。
頭では「やろう」とは思うものの、本心での気持ちがついていっていない、というところが、ここに表れているようです。
カップは感情を示すとおり、「気持ち」と置き換えることができます。
1枚目のカップの2の逆位置から、そもそも、相手、つまり「やろうとおもっていること」に対して気持ちが向いていなかった、と見ることができます。
しかも「現在」を表わす2枚目は、カップの3の逆位置。
相変わらず、気持ちは「やろうとすること」に向かっていない状態であり、むしろ「今じゃなくても、まぁぁ、いっか」という「やらないくていい理由」に依存している状況が伺えます。
「3」の生産性を考えるうえで欠かせないのが、生産を生み出す過程です。
「あるものとあるものがぶつかり合うことで、新しい何かを生み出す」
これが生産の過程です。
この場合の「カップの3」であれば、「やろうとする気持ち」と「まぁやらなくてもいいかという気持ち」のぶつかり合いから、「協調しあう」というものが生み出されると捉えられるのですが、なにせ、逆位置です。
「まぁやらなくてもいい」に傾いている、とみるわけです。
そりゃぁ……いつまでたってもスタートはきれません。
近い未来を表わす3枚目のカードが、魔術師の逆位置ですから。
え?! 結局……元も子もないやん、ってこと??!
いえいいぇ。だからこその、3枚+1枚の展開、です。
この状況をやっぱりどうにかしたい……という気持ちにお応えするために、どうすればいいか……を、「キーカード」にきいてみました。
キーカードは「剣の騎士」
ここからは、ご相談者さまの「どうすればいいでしょうか?」に応えるキーカードを読んでいきたいと思います。
キーカードで出たのは、小アルカナ:剣の騎士のカードです。
このカードは、小アルカナのなかでも「コートカード」とよばれる種類のカードであり、数字が書かれていません。
コートカードは、数字のかわりに、そこに描かれた人物のステイタスをみます。
人物のステイタスには4つあり「王」「王妃」「騎士」「小姓」です。
ここでは「騎士」。
騎士は、「実行」を表します。
そんなん……分かってるよ……っていわれそうですね……
できていたらこのように悩まないわけですから……
でも、もう少しお話をさせてくただい。
「どんな行動をしたらいいの?」について読み解いていきたいと思います。
これは「剣」ですから、思想や知性、理性や情報といった意味の他に、「分ける」「分類する」などの意味も持ちます。
理性的に行動する、ってなんやねん?!……となることは百も承知なわけですが……このように捉えてはどうでしょう。
「剣」には「分類する」という意味があるように、細かくしていく、具体的にしていく、と読むこともできます。
つまり、「やろう」と思うことを、具体的にしてみるところからはじめてはいかがでしょうか?
その際、「書きだす」という実行が伴っていると、騎士の意味がでてきます。
ただ単に「情報発信をしよう」ではなく、「どんな情報を、どんなふうに発信をすることができるのか?」を考えることで、具体的な「どんな」を出していくわけです。
剣は「思考」でもありますから、ここはまず、考えていくことが大切です。
細かく具体的にするコツは、「それは今日の午後からでもできそうか?」「それは今からできそうか?」「それは今日中にできそうなことか?」を考えてみることです。
時間的な余裕がないならば、最終的に「情報発信」につながるような、10分でできること、でもいいわけです。
たった10分が積み重なるとどうなるか……
ちりも積もれば山となる
目的地である「情報発信」にたどり着くようなことであれば、なんでもいいわけです。
発信のテーマを決める
発信のタイトルを決める
アイデアが思いついたら書きためられるように専用のノートを作る
ネタ探しにSNSを10分だけ見る
2行、原稿を書く
原稿を書くための時間を1時間作るために、今日はこのタスクを仕上げて明日に持ち越さない
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もちろん、時間がとれるならそれに見合ったことをすればいいわけです。
「やろう」と思っている目的地に向かってさえいれば、自分を責めることもなくなりましょう。
剣で切っていくようなイメージで具体化をすること。
ぜひ、試してみてください。
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