タロットのスプレッドは自分で作ることができるので、世の中にはほんとうにたくさんのスプレッドがあります。
ただ実際に占いの現場で使うためになら、2つぐらい得意なスプレッドがあれば十分だと思っています。
ひとつは、ケルト十字。
無意識の領域にアクセスできるケルト十字。これに相手のパートを加える「変形ケルト十字スプレッド(地上の星)」ができれば、仕事、恋愛、健康問わずほとんどのご相談にお応えできます。
ふたつめは運勢や方位などをみることができるホロスコープスプレッド。
年初のご相談で多い年運などでは、ホロスコープスプレッドを使います。
とはいえ、ケルト十字は10枚、あるいは17枚カードを使います。ホロスコープスプレッドは13枚。
カードの枚数が多くなるため、初心者の方にとってはハードルが高い!と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、ここではケルト十字やホロスコープスプレッドに挑戦する前に、まず初心者でもすぐにできる2枚展開と3枚展開の方法をご紹介します。
カードの扱いと意味に慣れるために、2枚から3枚の練習から始めてみるのも、いいと思います!
と、その前に……
カードの展開に欠かせないシャッフルをする理由と方法はおさらいしておきましょう。
(こちらを見てね↓)
タロットカードの2枚展開から行動指針をみる方法
①テーマを設定します。 |
②2枚展開の前提を設定します。 |
③カードをシャッフルした後、2枚展開します。 |
④まずは、カードの意味のまま解釈してみよう。 ▶テーマ: について |
⑤今のあなたの状況と照らし合わせてカードの意味を発展させてみよう。 ▶テーマ: について |
タロットカードの3枚展開について
3枚展開では「過去~現在~未来」を見る方法と「私~相手~二人の関係性」をみる方法、を伝えします。
それともうひとつ。
3枚展開の変型版として、セルフセラピーに使える未来を先取りする方法もお伝えします。
「過去~現在~未来」を見る方法
①テーマを設定します。 |
②3枚の未来の時期を設定します(1年~半年以内がベスト) |
③カードをシャッフルした後、3枚展開します。 |
④カードを読んでみよう。 ▶テーマ: について |
「私~相手~二人の関係性」をみる方法
①関係性をみたい相手を設定します。 |
②カードをシャッフルした後、3枚展開します。 |
④カードを読んでみよう。 ▶テーマ: について |
3枚展開の変型版:セルフセラピーに使える未来を先取りする方法
①テーマを設定します。 |
②テーマに対する理想の未来や、その未来が上手くいっている雰囲気はどのカードに最も表現されているでしょう? |
③残りのカードをシャッフルした後、3枚展開します。 |
④カードを読んでみよう。 ▶テーマ: について |
カードに慣れてきたらケルト十字に挑戦してみよう!
カードの扱いとリーディングに慣れてきたら、スプレッドの定番「ケルト十字」を読んでいきましょう。
ケルト十字は汎用性が高くほとんどの質問に応えてくれます。
やり方は、こちらをご参考ください↓
なかでも「変形ケルト十字スプレッド(地上の星)」は、相手の気持ちや置かれている環境や状況などを、質問者の心理状態と合わせて読めることができます。
カードの対比をすることで深くよむことができるので、鑑定でもメインに使っているスプレッドです。
ぜひ挑戦してみてください!
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