最近の鑑定のご相談では、仕事もプライベートも含めた「第二の人生」をテーマに、尋ね来られる方が半分以上だからでしょうか……
40代も後半を迎え子育てにもひと段落の兆しが見えてきたころ、あるいは、50代に入りこれからの人生をもっと楽しみたいと考えたり、早期退職を検討し始めたりするとき
多くの人が「本当にやりたいことを見つけなければ」となってしまうことが多いようで、けれども、自己分析の本を読み漁り、セミナーに参加しても、一向に胸が熱くなるような情熱を注げるものが見つからず、ただ疲弊してしまうケースは少なくありません。
相当のキャリアを積んでこられていても、どこかに「自分のやりたいことは、もっと他にあるはずだ」という思いがよぎってしまうこともあるようです。
また世間がいうところの「セカンドキャリア」の事例と比べてみては、やりたいことがぼんやりとしている自分に焦りを感じてしまうことも。
とはいえ、そもそも、好きなことややりたいことが最初から明確にある人ばかりではありません。
世間は「やりたいことを見つけよう」「好きなことをしながら暮らそう」と煽るかもしれなせんが、もし、その言葉に焦りを感じてビジネスセミナーや自己啓発に寄ってしまっているなら
一度、立ち止まってみるのもいいかもしれません。
「やりたいことをしよう!」の呪縛から逃れるために
「やりたいことを見つける」とか「好きなことを仕事にしよう」といっても、そもそも「やりたいこと」や「好きなこと」が見つかっていないと、「本当にやりたいことを見つけなきゃ」と焦ってしまうことがあります。
けれども、その見つけ方などは千差万別で、まさにひとそれぞれ。
そんなとき、星やタロットに尋ねてみると、「自分にふさわしい」みつけ方があることを教えてくれます。
たとえば……
最初から好きなことを目指して突き進む人もいれば、好きなことが分からない中で、目の前の「やれること」を淡々とやってみた結果、後から「実はこれが好きなんだ」と腑に落ちる人もいます。
また好きとハッキリ言えなくても、なぜか「やり続けられていること」があって、生活の一部として溶け込んでいるならば、それは「自分に合っている」ことだと捉えることもできます。
一方で、「やり続けられていること」が「好き」や「やりたい」と感じられない人もいて、けれども、それが、その人にとっての才能の表れであり「光り輝くもの」だということは、十分にありうることです。
そして、そういうさまざまな「性分」とともに人は活きていることを、星やタロットに習えば見えてくるわけです。
どうしても「好き」や「やりたい」という昂揚感を受け取りにくい人はいるし、だからといって、それはその人にとって「ふさわしい在り方」だったりします。
だから、誰かのいう「やり方」が正しいわけでも間違っているわけでもなくて、ただ、それが「自分に合っている」ことでさえあればいいと思うのです。
自分に合っていることならば、どんなにしんどい思いをしても「やり続けられる」のですから。
自分の現在地とこれからの道筋がクリアにしていこう
ところで、「やりたいこと」を無理に見つけようとするほど心はすり減ってしまうとはいえ、自分自身が「何をやり続けられているのか」を客観的に見つめるのは意外と難しいものです。
なぜなら、それが「当たり前」すぎて自分ではその価値に気づけないことも多いから。
それでも、自分の本質に逆らった努力は長続きせずエネルギーは消耗するだけ。
だから、そんなときに自分を客観視するためのツールとして「占星術」や「タロット」をもっと気軽に活かせるようにできないかなぁ……と思ってしまうのです。
占星術を使って「自分の資質」という「土台」を理解し、タロットを使って「これからどう進むか」という未来へのベクトルを探る、という方法
ちなみに、命術である「占星術」は、その人が生まれ持った資質や性分を分析するのに適しています。
自分では「普通のこと」だと思っていることが、実は星の配置から見ると強力な強みであると気づかされることがよくあります。
あるいは……
たとえば「自分は飽き性だ」と悩んでいる人が占星術の知見を入れると、実は「新しい風を吹き込む開拓者の資質」を持っていることが分かったりします。
つまり、自分の性格を「欠点」ではなく、生まれ持った「道具(資質)」として捉え直すことで、「今のやっていることが自分に合っているのか」という悩みの答えが、驚くほどクリアに見えてきます。
一方で
タロットは「現状の心的状態」を映し出し、これからどんな方向性に進もうとしているのか、未来の可能性はどういうものかを可視化してくれます。
たとえば、その人の無意識(潜在意識)が「現状をどう捉え、本当はどちらの方向へ進もうとしているのか」を教えてくれたり
頭で捻り出したものではなく、その人の建て前や本音の両方が「どこに向かおうとしていているのか」を見せてくれるし
その人は今、頭で考えすぎてしまっているだけかもしれないし、自分の本音に蓋をしている状態にあるのかもしれない……など
その人の情動パターンから「やりがち」なことや、その先にある「未来の可能性」、あるいは、今のその人にとっての道しるべとなるアドバイスを、タロットは優しく指し示してくれます。
こんな風に、占星術を使って「自分の資質」という「土台」を理解したら、次は「これからどう進みたいか」というベクトルを探っていくわけです。
そのため、この2つのツールを組み合わせて使ってみると、自分の現在地とこれからの道筋がクリアに見えてきます。
「やめなかったこと」の中にある未来へのヒント
千差万別の背景を持つさまざまな人のご相談をお受けしていると、第二の人生を豊かにするのは「新しいこと」ではなく
意外と、自分がこれまでの人生で知らず知らずのうちに積み重ねてきた「やめなかったこと」の中に、次のステップへのヒントがあるようです。
もちろん、それは新たな挑戦を阻むものではないし、むしろ、その挑戦に向かうときの自信となり、未来への道を心強く後押ししてくれるものだったり
その人らしく新たな挑戦をするにも、大事なことのように思います。
自分が毎日当たり前に繰り返している習慣や、なんとなく続いている仕事や役割を、今より親しみ込めて眺めてみるといいかもしれません。
そしてもし、気になることや「これかな??」と頭に浮かんでくることがあったり、反対に、全く思い当たる節がなければ……
この機会にぜひ、占星術やタロットを使って「自分のこと」を眺めてみるのもいいと思います。
そこに、あなただけの新しい扉がもう半分開いているはずです。


コメント