はじめまして。タロットと西洋占星術を扱う占い師、安賀里(あかり)と申します。
「占いを活かそう!」をテーマに、タロットや西洋占星術といった「占い」というツールからたずね来られる方々のビジョンを広げ納得できる道へ動けるようにするためのお手伝いをしております。
プロフィール
20代、私はフランスで仕事をしながら夢を追いかけておりました。現地で結婚をし子どもを授かりましたが、生きる国をたがえ日本に帰国し出産。
帰国出産後、京都大学に就職。
京都大学では、医学部付属病院での行政手続きから財務に経営管理、病棟建設の再開発事業に携わりました。
仕事に明け暮れる毎日でしたが、30代の折り返しを迎え新しい生き方を模索。
在職中から、NLPや精神世界、心理学からセラピーを学んでいたこともあり、セラピスト&ファシリテーターとして活動するために36歳で京都大学を退職。
翌年には、退職後の活動がNHK総合の番組や朝日新聞のデジタル紙にて「新しい働き方」として紹介されています。
2016年からセラピストのトレーナーとして活動を開始。
2017年より大阪市内で古書販売ができるイベントサロンを開業。1年間に50回以上の読書会などのイベントを開催。
ファシリテーターとして大阪府の男女共同参画推進財団や企業からの依頼によりセミナー・社員研修の講師も務めました。
読書会のご縁から、現在は中小企業の人材育成にも携わっており、不動産関係の分野でトップシェアを走り続けておられる企業様とのお仕事はもう5年になります。
2018年より、これまでの心理や精神世界の学びをもっと身近に感じてもらいたいと、セラピーを活かしたタロット占い師として個人セッションを開始。
2019年に大阪市浪速区なんば近くに事務所兼サロン「うらないば」を構えました。
そして2024年に大阪なにわの地を離れ、琵琶湖を臨む志賀に居を移します。
ところで、よくお客様から名前のことを尋ねられるのですが
幸せを祈り喜び祝う「賀」
人が還る「里」
と書く名前は占い師として付けたものなどではなく、全く本名です。
改めて、よろしくお願いします!
占い師としての転機
ひょんなことから人に誘われ始めた占い業
大阪市内の占いハウスに所属し現場で鑑定を行っていましたが、コロナを境にインターネットが活かせる個人での活動を増やしていきました。
そして占い師としての活動の転機が訪れたのが2022年
10月頃からでしょうか、体の変化に違和感を覚えたことから始まります。体重の減少が止まらないことが原因でした。
それまで全く気にもしなかったのに、痩せたことでお腹にしこりがあるのに気づき、2022年の年末にCTにMRを撮り、2023年の幕開けは大腸と胃カメラの検査で始まりました。
病気は見つかりましたが内臓的には今すぐどうにかなることはなく、ただ先生から「これ以上痩せたらマズい」とだけは言われており……なのに体重は増えていかず。
暖かくなれば少しは回復するかと思いきや、私自身がコロナに罹り、そのうち経口栄養剤で栄養を補う始末。
どうしてこうなってしまったのか分かるに分からない中で途方に暮れ、なんどか首にタオルを巻いてみたものの死ぬに死ぬ切れず。
そんな中での救いは、タロットが読めたことでした。
体調は一向に回復をみせないなかで、朝起きるのもしんどくて起き上がれない日々もなんどかありました。けれども不思議なものですが、そんな中でも最低限の仕事だけはできていたからです。
仕事をしているなかで、やっぱり生きたい、という自分を見つけることができ、少しずつ自分を取り戻していけたのかもしれません。
うらないばの動画講座にご入会くださったり、うらないばを訪ねてくださったり。また企業研修のお仕事も変わらず務めることができ、今も引き続き伴走させていただいております。
さて……こんなてんやわんやの状況の中で次に起こったこと……
それが突然降ってわいたように出てきた移住の話。
1ヶ月もたたないうちに大阪の引き払いと新しい土地との縁が繋がり、あれよあれよとほぼ話がまとまっていったことは今でも不思議で仕方がありません。
ただ、その話がまとまったのは娘が高校を卒業する年度でもあって、受験やら引越しやら仕事は変わらずあるし……グルグル回る洗濯機の中に放り込まれているような心地で、体調は一進一退のまま、けれども「こんなところでくたばってたまるか!」と気力だけは取り戻し、とにかく目の前にあることをやるだけしか頭が回らなくなり、周りのスピードについていくのがやっと……
そんな状態でも、やはり私にはタロットがありました。
タロットは「ありのまま」を教えてくれるから、自暴自棄になったとき、冷静さを取り戻すためにタロットを展開するということを繰り返しました。
タロットから自分の現実を誤魔化すことなく向き合えたから、渦中に全く取り込まれことなく、いつも変わらず心配してくれる家族に友人がいることを忘れずにいることができました。
そして訪ねてくださるお客様に支えられ、ほんとうに、ここまでやってこれたのだと思います。
今、おかげさまで無事に「うらないば」は滋賀に拠点を移し、体調を取り戻しながら元気に笑う毎日を過ごしております。
だから余計に、こう思うのかもしれません。
自分の力だけではこれ以上どうすることもできない状況にいるならば、あるいは、もっとよく活きたいと思うなら、タロットという先人の智慧を借りて、今の自分やその環境と向き合うことで≪何をして、何をしない≫といった「動き」を考えてみませんか?
と
タロットという先人の智慧を生きるサポーターに
なぜ私がこんな目に合わなければならないのか……いったい私がどんな間違いをしたというのか……なぜあの人はのうのうと生きているのか……なぜ私が……
自分の頭では理解できない、理不尽で不条理な見えない流れのなかで憤り恨み事を重ねてみたところで、その流れは何も変わらないまま。状況は好転する兆しもなく、しまいには諦めから感情を殺すばかり。
けれども人には知性があって考え工夫する力もある。
しかも先人が、理不尽や不条理をしのげるように上手くいったやり方を残すために、同じ過ちを繰り返さないために、「先人の智慧」を綴り語り継いでくれている。
神話や伝記がそれだとしたら、私は「タロット」もその中のひとつだと思っていて、タロットを先人の智慧の塊として使っています。
占いを活かそう
残念なことに、起こった過去の出来事を「なかったこと」にすることはできません。
けれど、どれだけ過去のことを恨み辛み嫉みの言葉で綴ってきていても、この先、同じ言葉をつづり続けることもできるし、つづる言葉を変えることもできて、その選択は自分ができます。
どんな状況にあっても今の自分にできることを淡々とやって毎日を過ごすだけしかなく
どんなにしんどくて泣いても誰のせいにもできないし、そこで留まりたくないなら自分が動くしかない
だとしても、「見えないもの」のなかに自分を応援してくれるものがいつも「ある」ということを感じることはできます。
変わらず感情の波は押し寄せ一喜一憂を繰り返すばかりだけれど
どんな喜怒哀楽があっても
恨みも辛みも喜びも感謝も労いも
抗うことなく隠さずに言葉を流し続けることで感情の波は穏やかになり
自分で自分を貶めることだけはしないよう
ほんとうに欲しいものを「欲しい!」と欲することはできて
だったら、今をどう過ごすのかを考え動くこともできます。
だからせめて、自分がもつ心と体ぐらいは自分の意志で動かしていこう。
タロットの結果に一喜一憂するのではなく
タロットを通して自分自身と向き合うことや
タロットを思考整理のためのアイデアツールにすること
今をやり切るために「何をして何をしないのか」の判断材料としたり
タロットと会話しながら自分の感情を整理することで
自分らしい「よき未来」を現実に成していこう。
そう、お伝えしています。
ここでは「動く」という表現を多用していますが、「休む、留まる、待つ、何もしない」という心と体の反応を起こすことは、人が成せる立派な動作であり「動き」です。
そしてどんな「動き」も、自ら意識的に言葉を発し意図的に体を動かすことで成せること。
また「自らの動く心と体」と「見えないもの」との共同作業によって起こる出来事は、なにも特別なことではなく日々の繰り返しの毎日であり、全く日常の中にあるもの。
けれどもその中で自分の「命」は「運」ばれているものですから、そこで出会うすべてのことが「運命」の出来事です。
そして、それがどんな出来事であったとしても
「見えないもの」に抗うことなく呑まれることなく、どんなに迷い悩んでいても自分で決断できるよう、自分の納得とともに動くための道しるべとして、先人の智慧が詰まった「タロット」という道具が活かせるということ。
タロットという道具が、日常を生きる≪道しるべ≫として活きることを願い、たくさんの人に広く使われてほしい、との祈りを込めて「占いを活かそう」と掲げています。
このサイトが、タロットを活かされようと見てくださる方のお手伝いとなりましたら、嬉しいです。
さまざまな実例を取り上げ
相手の気持ちの読み方など
タロットを上手に読む
コツと方法を解説する
動画講座
人に言いずらい悩み、誰にも分かってもらえない悩み、お伺いします
悩みを相談できる人がいない、誰にも分ってもらえず相談できない、人に話すと変に思われるのではないかと心配……
周りの誰にも言えないどんなお話もお聞きし、今抱えられているしんどさや辛さ、あなたの気持ちを占いから整理するお手伝いをします。
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