うらないば、では、初心者の方にも安心して学んで頂けるよう、数字の捉え方や逆位置の考え方などタロットの基本事項に読むコツまでお話する動画講座を開設しています。
それ以外にもスプレッドの動画解説や一般公開可能な実際のご相談を題材にリーディングの読み解き解説を行っています。
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相手の気持ちの読み方など
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動画講座
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社員とアルバイトの関係で悩んでいます。社員としての責任感はあるものの職場の雰囲気を壊したくないのですが……
社員としてアルバイトを管理する立場にあり、いうべきことはいわないといけない、という責任感もあります。でも雰囲気を壊したくない、嫌われたくない、という気持ちもあり……「こうしてほしい」というたびにストレスが溜まります。
なんどか同じミスがあったりすると、口調もきつくなることがあり、自分でもしんどいです。
「社員とアルバイトという立場の違いはあってもうまくやっていきたい」ということについてタロットカードでケルト十字を展開すると……

【1枚目:テーマ】小アルカナ:棒の10の逆位置
タロットカード「棒の10」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【2枚目:覆われたベール】小アルカナ:コインの小姓の正位置
タロットカード「コインの小姓」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【3枚目:キーカード】小アルカナ:棒の2の正位置
タロットカード「棒の2」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【4枚目:過去】大アルカナ8:正義の逆位置
タロットカード「正義」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【5枚目:現在】小アルカナ:棒の小姓の正位置
タロットカード「棒の小姓」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【6枚目:未来】小アルカナ:カップの5の逆位置
タロットカード「カップの5」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【7枚目:本心】小アルカナ:コインの8の正位置
タロットカード「コインの8」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【8枚目:相手・環境】小アルカナ:コインの7の逆位置
タロットカード「コインの7」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【9枚目:最終的な意思】大アルカナ:星の正位置
タロットカード「星」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
【10枚目:着地点】大アルカナ:隠者の正位置
タロットカード「隠者」の意味はこちらをクリックしてご覧ください
※タロットは、カードの意味と展開を総合的にみてリーディングをします。逆位置も含めた今回のリーディングは下記よりご覧ください。
「社員とアルバイトの立場関係に悩んでいる」というお話をケルト十字でリーディング
展開されたカードを眺めていると、この方が職場の仲間といい関係を作るために試行錯誤をしながら努力されていることがよくわかります。
けれども、その努力は相手にうまく伝わっていないようです。
「環境」の配置に「コインの7」の逆位置が出ています。
今回のご相談でいえば、アルバイトの仲間との関係が「コインの7」の逆位置である、ということです。
「コインの7」は、目的に向かって実際的な行動で成果をあげていく、という意味があります。
けれどもここでは逆位置です。目的が曖昧で成果が挙げられていない、というのがストレートな読み方になります。
なかでも、ここの逆位置で注目したいのは「目的」です。
ご相談の方がミスを注意したりすることはあるようですが……それ以前のこととして、この方とアルバイト仲間とのあいだで、仕事における目的や意識の共有はできていないように思います。そのため、アルバイト仲間の仕事が惰性になっている……という印象です。
どこか弱気になっているところがあるようですが……アルバイトの仲間とのコミュニケーションは充実していますか? と聞いてみたいところです。
この方の文面から、社員とアルバイトの立場の違いをご自身でも自覚されているようです。それならばなおさら、アルバイトからのコミュニケーションを待つのではなく、社員からアルバイトにアクションすることは大切だと思います。
アルバイトの方が圧倒的に多い職場であったり、社員とアルバイトの立場がゆるい関係だとしても、アルバイトから社員に話しかけるのは思った以上に勇気がいるものです。
もちろん、アルバイト同士のなかに入りずらかったり、むしろ避けられているように自分は思っていたとしても、です。
「社員」という言葉の響きだけで無意識に尻込みしてしまい、アルバイトから社員に話しかけずらい、というのはあるでしょう。よそよそしくなってしまうのは、仕方がないと思います。そのあたりも、目を向けてみてほしいのです。
職場の雰囲気を作っていくうえで効果的なのは、やはり、社員である自分から親しい雰囲気を作っていくことです。
それともうひとつ。業務上のことで意識してほしいことがあります。
それは、「どうしてそのやり方をした方がいいのか」「なんのためにその作業が必要なのか」を明確にあなたから示してあげる、ということです。
ここからは、「環境」の配置にあるカードと、「過去」の配置にあるカード、キーカードから読み取れることを、お話させてください。
この方は「指導力がない」とおっしゃいますが、指導力がない、というより……自分の仕事に対する意識が漠然としすぎているのが、みんなをまとめられない原因なのではないか、と思いました。
「なんのためにそれをしないといけないか」という仕事や業務の目的は、明確ですか?
もし、「お客様のためにするのよ」とか「汚れていたら拭くのが当たり前でしょ」とか……「マニュアル通りにすればいい」と思っていることがあれば、少し自分なりに考えてみてほしいのです。
たとえば、汚れているテーブルを拭くことがどうして「お客様のため」になるのでしょう?
どんな考えに至ってもいいので、いちど、「当たり前」になっている業務や作業を、「どうしてやるの?」と自問してみてください。
飲食店で汚れているテーブルを拭くことは、当たり前かもしれません。でもそれは、次のお客様が、気持ちよくここで飲食をしてほしいから。それに、お店で提供している「おいしいご飯」を機嫌よく食べてほしい。
なにより、自分が食事に行ったときに汚れているテーブルに通されたら……どんな気持ちになるか? と考えたら……テーブルはやっぱり拭いておきたい。だから、汚れているテーブルを拭くんだ!
こんな感じでいいので。
もちろん、人それぞれに要望は異なります。必ずしも、自分がしてほしいことが相手もしてほいいこと、とは限りません。
けれども、自分ごととして捉えたとき、相手になにがしてほしい? どんなことがあると嬉しい?
これは「仕事」の出発点です。
お客様のため、は、「自分のため」と表裏一体です。自分と相手の気持ちに相違があれば、「そういう考えもあるのか」と、次に役立てればいいことです。
さて。ここでは「キーカード」も含めて網羅的に話をしてしまいましたので……次の章は「まとめ」にしたいと思います。
社員とアルバイトという立場の違いはあってもうまくやっていきたい、という思いに応える「ポイントまとめ」として読んでいただければと思います。
キーカードは「棒の2の正位置」
「キーカード」の説明もしていますが、全体的なことは前章でもお話していますので、ここからは、「どうすればいい?」の思いに応える「ポイントまとめ」として読んでみてください。
キーカードは、小アルカナ:棒の2の正位置です。
棒の2のカードは、二つの熱意が交差することでより気持ちが燃え上がるカードです。
ここで注目したいのは、気持ちを進める方向性が示されていることと、興奮を誘う、という点です。
先にもお話していますが、「社員とアルバイトという立場の違いはあってもうまくやっていきたい」に応えるためのポイントは二つです。
①自分からコミュニケーションをとっていく努力をすること。話せる雰囲気づくりをしてみてください。
②もうひとつが、自分の意見を持つこと。
自分の意見を持つために、「どうしてそのやり方をした方がいいのか」「なんのためにその作業が必要なのか」を、マニュアル通りではなく「お客様のため」ではなく、自分ごととして考えてみてほしい、とお話しました。
しばらくの間、自分の意見を持つための試行錯誤をしてみてください。
そして、「どうしてそのやり方をした方がいいのか」「なんのためにその作業が必要なのか」という自分なりの思いがでてきたら、それを仲間に伝えること。
さてここでいよいよ「キーカード」の本領発揮デス!
仲間に伝えるときに、キーカードである「棒の2」を思い出してください。
マニュアル通りの言葉ではなく、「あたりまえでしょ」という態度ではなく……「ね?! こうしたらいいと思わない??!!!」と、ちょっとした興奮とともに、自分の意見や思いを伝えてみてほしいのです。
友達や親しい人に「ねぇねぇ、ちょっと聞いてっ!!!」といわんばかりの仕草と表情で。
「リーダーシップ」「指導力」って……そもそも何だと思いますか?
自分でもよく分からないものなら、そんなもの、なくてもいいんじゃない?! とさえ思ってしまいます。
それよりも、自分の気持ちや仕事に対する意見を「ねぇねぇ、聞いて!!」と自分からアクションをすることの方が、よほど大事。
「嫌われるかもしれない」という気持ちは無視してください。社員とアルバイト、という立場の違いを越え仕事仲間とうまくやっていきたい、ならばなおさら、自分からアクション! です。
で……自分からアクションをするためにもまずは、自分の意見を持たないと、なのデス。
ということで……「どうしたらいい?」のやることの順番でいえばこうなります。
①自分の意見を持つ
②「ねぇねぇ、ちょっと聞いてっ!!!」といわんばりの勢いで自分の意見を仲間に伝える
つまるところ②が「自分からコミュニケーションをとっていく努力をすること」になるわけです。
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