2021年2月を包む全体的な雰囲気について(立春の読み解きから2月を考える)
今年の節分は2月2日。翌日3日に立春となります。
西洋占星術では春分を「1年の始まり」と捉え、その年の流れを春分図から読み取ることで、社会の様子や気を付けておくといいことなどを掴みます。そして、春分の前にある「立春」は文字通り「春が立つ日。
節分で前の年の流れがリセットされ、立春から次の年の大きな流れを受け始めることを表します。
特に今年の立春図と春分図を比べてみると大きく異なる点があり、立春から春分の約1.5カ月間は、春分からの新しい流れに乗る前の準備期間としてターニングポイントになる様相です。
さて、今年の立春は個人領域に天体が固まっており、かつ、10個ある天体のうち、8つが不動サインに入っています。
8つの天体は、土の不動:牡牛座と、水の不動:蠍座と、風の不動:水瓶座に分かれており、かつ、ASC、DSC、ICにほぼ重なる形でのT字スクエアを形成。
所有を表す牡牛座には行動力の火星と変革を促す天王星、他との一体化を探求する蠍座には感情の月。
改革のサイン水瓶座の中では、生きる目的を表す太陽と、枠組をつくる土星に拡大の木星が集合していて、感受性の金星とコミュニケーションの水星も遠目で加わります。
つまるところ……「今の状況に不満で嫌だと感じているなら、今変わらないでどうするの???」と宇宙の星々から応援されているわけです。
もちろん、今のままで満足。このままがいい。なら、もちろんそのままで大丈夫。
自分自身の確固たる「変わらない意志」に対する応援をしてくれますし、その意志に添って内面の潤いが保てているなら、どれだけ環境が変わろうとも、変わらぬ意志がある限り潤い続けることは十分できるからです。
特に、7ハウスで火星に天王星の牡牛座が重なっていますから、外的な環境は否応なしに変わることを促されているため、環境が「今のまま変わらない」というわけにはいきません。
またもう少し先の春分では、不動から一転、自分よりも他人との関りを表す領域に星が集まり、かつ、星々は柔軟サインへと配置が変わります。
要は、自分自身の確固たる「変わらない意志」を持ちながら、変化する外的環境にしなやかに対応していけるか、が問われてくるわけで……
柔軟性が目立つ春分前の、特にこの2月中はコミュニケーションや情報を司る水星がほぼ逆行しているので、これまでの表現や言葉の使い方、あるいは情報の受け取り方などを振り返るには、もってこいのタイミングです。
振り返りから、「変えた方がいいと思うもの」「変わりたいと思うこと」を見つけたならば、じゃぁ、どうすれば変えられるだろうか? と考え動き始めてみてはいかがでしょうか。
2月は、言葉や情報をうまく扱う風の水瓶座の力が強まるときですから、その力を借りて、友達や家族、気心の知れた人に話してみたり、あるいは、日記やブログなどで文章につづってみることを、はじめの一歩としてはおススメです。
この2月に決めたことや始めたことは、この1年間、あなたを支え護る土台となってくれるでしょう。
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